2016年12月12日
『「キレる心」と「あきらめない心」思春期つながるよりそう(月1回連載)』
今日は下の子が熱を出して病院行かなきゃならないのに、上の娘が学校へ行き渋る…。上の子を学校へ送っていって、すぐ下の子を病院連れていき、ギリギリで事務所に飛び込むと、お嫁さんが出産したとかで相方もスクランブル。いろいろ大変でした。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆12月15日号
『「キレる心」と「あきらめない心」思春期つながるよりそう(月1回連載)』
A君はすぐキレる。「自分の気持ちを誰もわかってくれない」と思うと心にスイッチが入る。さんざん悪態をつき、いすを投げ飛ばし、かと思えば急に全身から力が抜けたようにポツンとその場に立ち尽くす。A君のことを怖がる生徒が出始めた頃、A君に心を寄せていた担任も限界を感じ始めていた。
帰る家が定まらず、むし歯の数も二桁あるA君は、高校2年生。けんかっ早く、誤解されやすい生徒だ。家族構成は母と2歳離れた兄がひとりいる。母親は若い年齢で兄とA君を授かったからか、「この子の性で私の人生が狂った」が口癖。A君は中学生の頃も手がつけられなかったらしい。
キレる状態を回避するためにできることは何か―職員は話し合い、共通方針として、A君に積極的に声をかけよう、「見守っているよ」「自分の感情のコントロール方法を学ぼう」との思いを伝え続けようと決めた。保健室では、自分の気持ちを相手に伝える術や、相手の気持ちを理解するためにちょっと立ち止まってみようと伝え続けた。A君も職員もたくさんの成功と失敗を繰り返したが、みなが同じ方向を目指し、諦めなかった。
やがてA君はキレそうになると、こぶしをぎゅーっと握りながらも「立ち止まって自分を見つめる」回数が多くなっていった。職員はそんな変化に一喜一憂することなく、A君の心の変容を見守り続けた。A君への思いの根底にあるのは「出会いには意味があり、心の成長には限界はない」と信じ続ける気持ちだった。
A君の変化を通して、彼が求めていたのは、彼のがんばりや変化に気付き、認め、喜び、ダメなものはダメと叱ってくれる関係なのだと気づかされた。
「信頼関係」を築いていくことは、子どもたちの「心の成長」につながっていく。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆12月15日号
『「キレる心」と「あきらめない心」思春期つながるよりそう(月1回連載)』
A君はすぐキレる。「自分の気持ちを誰もわかってくれない」と思うと心にスイッチが入る。さんざん悪態をつき、いすを投げ飛ばし、かと思えば急に全身から力が抜けたようにポツンとその場に立ち尽くす。A君のことを怖がる生徒が出始めた頃、A君に心を寄せていた担任も限界を感じ始めていた。
帰る家が定まらず、むし歯の数も二桁あるA君は、高校2年生。けんかっ早く、誤解されやすい生徒だ。家族構成は母と2歳離れた兄がひとりいる。母親は若い年齢で兄とA君を授かったからか、「この子の性で私の人生が狂った」が口癖。A君は中学生の頃も手がつけられなかったらしい。
キレる状態を回避するためにできることは何か―職員は話し合い、共通方針として、A君に積極的に声をかけよう、「見守っているよ」「自分の感情のコントロール方法を学ぼう」との思いを伝え続けようと決めた。保健室では、自分の気持ちを相手に伝える術や、相手の気持ちを理解するためにちょっと立ち止まってみようと伝え続けた。A君も職員もたくさんの成功と失敗を繰り返したが、みなが同じ方向を目指し、諦めなかった。
やがてA君はキレそうになると、こぶしをぎゅーっと握りながらも「立ち止まって自分を見つめる」回数が多くなっていった。職員はそんな変化に一喜一憂することなく、A君の心の変容を見守り続けた。A君への思いの根底にあるのは「出会いには意味があり、心の成長には限界はない」と信じ続ける気持ちだった。
A君の変化を通して、彼が求めていたのは、彼のがんばりや変化に気付き、認め、喜び、ダメなものはダメと叱ってくれる関係なのだと気づかされた。
「信頼関係」を築いていくことは、子どもたちの「心の成長」につながっていく。