2016年02月29日
『子どもの貧困対策、医療費無料を国で!』
さてインフルエンザが猛威をふるっていますが、みなさんご無事ですか?我が家は木曜日から娘がやられたのですが、予防接種のおかげで軽くすみ、インフルエンザパラダイスを過ごしています。元気でも学校休む姉をみて、一人学校に行かなきゃいけない息子が泣く泣く…。まあ仕方ないんですけどね。子供が病気になった時ありがたいのが子ども医療費が無料ってこと。でも自治体によってかなりの差が出ている現状どうにかならないの?ってわけでいろいろ活動しております。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆3月3日号
『子どもの貧困対策、医療費無料を国で!』
加藤勝信 一億総活躍大臣と懇談
25日、新婦人と「子ども医療費無料制度を国に求める全国ネットワーク」は、一億総活躍担当加藤勝信大臣に直接面会し、子ども医療費無料を国の制度でと要請しました。
厚生労働省がこども医療の在り方やペナルティーを見直し、3月にもとりまとめようとしている中、緊急に担当大臣に要請。5カ月の赤ちゃんを連れた会員ら11人が駆けつけました。参加者は、「子どもの同級生は虫歯の治療ができず、口臭が原因でいじめに…。国の責任で子ども医療費を無料に」「命に格差があるのはおかしい。教育費など家計は大変。お金の心配なく受診できるようにして」と次つぎに迫りました。
笠井喜美代新婦人会長、住江憲勇保団連会長、共産党の山下芳生、田村智子参議院議員、池内さおり衆院議員が参加しました。
葛西会長、48年間医療費無料化をと運動してきたことを紹介し「子どもの貧困が深刻になる中、国が目に見える対策を」と訴え、住江保団連会長は「自己負担があるための受診抑制、治療中断が起きている」と指摘しました。
また、ひっ迫する保育所問題でも、「さいたま市では2000人以上の待機児が出て、みんな泣いている。国の責任で質のいい保育園をふやして」「やっとの思いで保育所に入れた。同じ状況の人がたくさんいる」と訴えが続きました。
加藤大臣は、「ペナルティーは廃止か見直しかはっきり言えないが問題意識は共有している。貧困が次世代につながらないよう対応したい」と述べました。
前日には、厚労省にも会員16人が参加し議員とともに要請。2月25日、同省検討会で「せめて未就学児についてはどこに住んでいても同じであるべき」「いざというとき躊躇なく医療機関にかかれる仕組みは重要」などの意見が出されました。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆3月3日号
『子どもの貧困対策、医療費無料を国で!』
加藤勝信 一億総活躍大臣と懇談
25日、新婦人と「子ども医療費無料制度を国に求める全国ネットワーク」は、一億総活躍担当加藤勝信大臣に直接面会し、子ども医療費無料を国の制度でと要請しました。
厚生労働省がこども医療の在り方やペナルティーを見直し、3月にもとりまとめようとしている中、緊急に担当大臣に要請。5カ月の赤ちゃんを連れた会員ら11人が駆けつけました。参加者は、「子どもの同級生は虫歯の治療ができず、口臭が原因でいじめに…。国の責任で子ども医療費を無料に」「命に格差があるのはおかしい。教育費など家計は大変。お金の心配なく受診できるようにして」と次つぎに迫りました。
笠井喜美代新婦人会長、住江憲勇保団連会長、共産党の山下芳生、田村智子参議院議員、池内さおり衆院議員が参加しました。
葛西会長、48年間医療費無料化をと運動してきたことを紹介し「子どもの貧困が深刻になる中、国が目に見える対策を」と訴え、住江保団連会長は「自己負担があるための受診抑制、治療中断が起きている」と指摘しました。
また、ひっ迫する保育所問題でも、「さいたま市では2000人以上の待機児が出て、みんな泣いている。国の責任で質のいい保育園をふやして」「やっとの思いで保育所に入れた。同じ状況の人がたくさんいる」と訴えが続きました。
加藤大臣は、「ペナルティーは廃止か見直しかはっきり言えないが問題意識は共有している。貧困が次世代につながらないよう対応したい」と述べました。
前日には、厚労省にも会員16人が参加し議員とともに要請。2月25日、同省検討会で「せめて未就学児についてはどこに住んでいても同じであるべき」「いざというとき躊躇なく医療機関にかかれる仕組みは重要」などの意見が出されました。
2016年02月27日
おしゃべりママ 2月報告
木曜日はおしゃべりママでした。なにかと忙しくて、気の置けない人とゆっくり話す機会はとても嬉しいです。
とりあえず、新しい学年、進路を考える時期、中学生がいるママさんはそろそろ見えてくる受験の進路選択、私はつい最近終わった娘の二分の一成人式のご報告。
二分の一成人式で、いっぱいありがとうやら、世話をかけてごめんなさいやら書いた娘は、その後まったく生活態度を改めず…
反省したなら、三日坊主とは言わないけど、せめて1日くらいはがんばろうよ(´・ω・`)
「いや それは今までお世話をかけましたごめんなさい。これからもかけ続けますので、よろしくお願いいたします。じゃないの?」
!Σ( ̄□ ̄;)
それかΣ(T▽T;)
そうだよなぁ…そういうことだよなぁ(´・ω・`)
親が思うように子は育ちません。まあ、それが面白くもあるんだけど。
いまの時期、考えても仕方ないけど、4月からの新しい担任の先生が気にかかる。桜咲く頃、良い出会いがあると良いな。
次回のおしゃべりママは
3月24日1時半~
新婦人事務所です。
とりあえず、新しい学年、進路を考える時期、中学生がいるママさんはそろそろ見えてくる受験の進路選択、私はつい最近終わった娘の二分の一成人式のご報告。
二分の一成人式で、いっぱいありがとうやら、世話をかけてごめんなさいやら書いた娘は、その後まったく生活態度を改めず…
反省したなら、三日坊主とは言わないけど、せめて1日くらいはがんばろうよ(´・ω・`)
「いや それは今までお世話をかけましたごめんなさい。これからもかけ続けますので、よろしくお願いいたします。じゃないの?」
!Σ( ̄□ ̄;)
それかΣ(T▽T;)
そうだよなぁ…そういうことだよなぁ(´・ω・`)
親が思うように子は育ちません。まあ、それが面白くもあるんだけど。
いまの時期、考えても仕方ないけど、4月からの新しい担任の先生が気にかかる。桜咲く頃、良い出会いがあると良いな。
次回のおしゃべりママは
3月24日1時半~
新婦人事務所です。
2016年02月22日
『何でも「イヤイヤ」の娘、どうしたら?子育てQ&A』
2月もどんどん過ぎてゆき、3月頭の支部大会がいつの間のにか目の前に!おかげでとっても忙しい(´;ω;`)今週末は終わったな…いやいや、前向きに平和や支部のためにがんばるぞ~!
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月25日号
『何でも「イヤイヤ」の娘、どうしたら?子育てQ&A』
Q 2歳半の娘、何でも「イヤイヤ」。保育園の帰り、公園にちょっと寄って帰ろうとしたら、「帰らない、遊ぶ」と聞きません。どうしたらいいのでしょう。(東京 I子)
A 何でもイヤイヤ期の節目に入っているお子さんの悩みは、初めての子育てならなおのこと。「どうしてこうなの」「いつになったらわかってくれるの」と思い悩んで当たり前です。
今までは家族の手を借りて、まわりの人に助けてもらってできたことを、今度は自分の力で試したいと自己主張をしながら、大きくなりたがっているからです。順調に成長しているあらわれでもあります。だからといって何でも思い通りになる、していいということでもありません。
例えばこんなふうに言われてしまいがちな子どもは、どんな心持でしょう?「今はダメ!」ダメって言わないで、今がいいの。「後でね!」後でって言わないで、後じゃ嫌なの。「今は無理!」無理って言わないで、言われても無理なの…。こうなるとお互いにストレスがどんどん大きくなり、最後の手段は泣くしかないということに。
おとなにとっては、「いつもこうなんだから」と思いがちなことでも、子どもは泣きながら、葛藤しながら頭を使っています。脳細胞も活発に増やしているんですよ。おとなにとって不都合なことでも、子どもの心持ちを丸ごと丸ごと受け止めることから始めてみませんか。
「~したいの?」「~したかったの?」と受け止めてから、「今できるかしら?」。できないと言ったときに、「じゃあどうする?」と答えを促していくと、自分で気持ちを切り替えて、決めたことに向かっていけます。ここでのポイントは、おとなが答えを出さないことです。いつでもどこでも、自分で考えて決める。決めたい心持ちを分かって対話することと、分からないでかかわることの結果は大きく違ってきます。イヤイヤ期が過ぎたときに、笑顔で対話できる日がすぐに訪れますよ。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月25日号
『何でも「イヤイヤ」の娘、どうしたら?子育てQ&A』
Q 2歳半の娘、何でも「イヤイヤ」。保育園の帰り、公園にちょっと寄って帰ろうとしたら、「帰らない、遊ぶ」と聞きません。どうしたらいいのでしょう。(東京 I子)
A 何でもイヤイヤ期の節目に入っているお子さんの悩みは、初めての子育てならなおのこと。「どうしてこうなの」「いつになったらわかってくれるの」と思い悩んで当たり前です。
今までは家族の手を借りて、まわりの人に助けてもらってできたことを、今度は自分の力で試したいと自己主張をしながら、大きくなりたがっているからです。順調に成長しているあらわれでもあります。だからといって何でも思い通りになる、していいということでもありません。
例えばこんなふうに言われてしまいがちな子どもは、どんな心持でしょう?「今はダメ!」ダメって言わないで、今がいいの。「後でね!」後でって言わないで、後じゃ嫌なの。「今は無理!」無理って言わないで、言われても無理なの…。こうなるとお互いにストレスがどんどん大きくなり、最後の手段は泣くしかないということに。
おとなにとっては、「いつもこうなんだから」と思いがちなことでも、子どもは泣きながら、葛藤しながら頭を使っています。脳細胞も活発に増やしているんですよ。おとなにとって不都合なことでも、子どもの心持ちを丸ごと丸ごと受け止めることから始めてみませんか。
「~したいの?」「~したかったの?」と受け止めてから、「今できるかしら?」。できないと言ったときに、「じゃあどうする?」と答えを促していくと、自分で気持ちを切り替えて、決めたことに向かっていけます。ここでのポイントは、おとなが答えを出さないことです。いつでもどこでも、自分で考えて決める。決めたい心持ちを分かって対話することと、分からないでかかわることの結果は大きく違ってきます。イヤイヤ期が過ぎたときに、笑顔で対話できる日がすぐに訪れますよ。
2016年02月15日
『行きたいけれど行くのは嫌 思春期つながるよりそう(月1回連載)』
インフルエンザが流行ってます。うちの息子が金曜日に39度を超える熱を出し、インフルエンザ?と思いましたが違ってホッ。まそれでも娘も移り、今日お休みしたわけですが…
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月18日号
『行きたいけれど行くのは嫌 思春期つながるよりそう(月1回連載)』
月曜日の朝、5年生の由美さんが風邪の症状を訴えて、保健室にやってきました。翌日も翌々日も登校はするものの調子が悪く、家の人に迎えにきてもらう日が続きました。そこで由美さんに何か気になっていることはないのか、聞いてみました。
すると、「この頃、社会体育のバスケットの練習に行きたいけど、行くのは嫌だ」と言うのです。(変なこと言うなぁ…)と思いながら話を聞いてみると、「バスケットの練習は、やりたいしおもしろいから行きたいけど、友だちと話をしたりするのは嫌。入ったばかりでみんなのところに行けないでいると、『どうしてそんなところにいるの!』って言われて…どうしたらいいのかわからなくんsる。強く言うのは一部の人だけど、上手だし、そういう人にはみんなも言いたいことが言えないみたい。と言うのです。
そこで、「そのことを家の人に相談してみたの?」と聞くと、「練習に参加して気にしないでやっていればいいよ、って言われる。だけどやっぱりうまくいかない」と言います。
社会体育は放課後、地域の人たちがボランティアで子どもたちのチームにスポーツ指導をしてくれるものです。私は由美さんの不調の原因には、社会体育にありがちな、勝利至上主義からくる不平等感や差別感のようなものへの違和感がかなりあると感じました。
由美さんは、小さいころから家事を手伝い、妹や弟の面倒をよくみるしっかり者です。気が強い面があり、低学年の頃はよく友だちと衝突していることもありました。でも近頃の由美さんは‶正しいことは正しい”と言える学級の雰囲気の中で、友だちのことやクラスのことを考えながら行動できるように成長している、と感じていました。だからこそ、強い者の言い分ばかりが通る雰囲気の中で、仲間とどうかかわっていけばよいのか、戸惑いや不安を感じているのではないかと思いました。
成長期の子どもたちにとって、社会体育や部活動は体や心の成長に大事な役割を果たしています。そこにかかわる大人は、由美さんが持ち始めているような正義感や平等感を大切に受け止め、子どもたちが人として育つ場にしていかなければならないと思います。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月18日号
『行きたいけれど行くのは嫌 思春期つながるよりそう(月1回連載)』
月曜日の朝、5年生の由美さんが風邪の症状を訴えて、保健室にやってきました。翌日も翌々日も登校はするものの調子が悪く、家の人に迎えにきてもらう日が続きました。そこで由美さんに何か気になっていることはないのか、聞いてみました。
すると、「この頃、社会体育のバスケットの練習に行きたいけど、行くのは嫌だ」と言うのです。(変なこと言うなぁ…)と思いながら話を聞いてみると、「バスケットの練習は、やりたいしおもしろいから行きたいけど、友だちと話をしたりするのは嫌。入ったばかりでみんなのところに行けないでいると、『どうしてそんなところにいるの!』って言われて…どうしたらいいのかわからなくんsる。強く言うのは一部の人だけど、上手だし、そういう人にはみんなも言いたいことが言えないみたい。と言うのです。
そこで、「そのことを家の人に相談してみたの?」と聞くと、「練習に参加して気にしないでやっていればいいよ、って言われる。だけどやっぱりうまくいかない」と言います。
社会体育は放課後、地域の人たちがボランティアで子どもたちのチームにスポーツ指導をしてくれるものです。私は由美さんの不調の原因には、社会体育にありがちな、勝利至上主義からくる不平等感や差別感のようなものへの違和感がかなりあると感じました。
由美さんは、小さいころから家事を手伝い、妹や弟の面倒をよくみるしっかり者です。気が強い面があり、低学年の頃はよく友だちと衝突していることもありました。でも近頃の由美さんは‶正しいことは正しい”と言える学級の雰囲気の中で、友だちのことやクラスのことを考えながら行動できるように成長している、と感じていました。だからこそ、強い者の言い分ばかりが通る雰囲気の中で、仲間とどうかかわっていけばよいのか、戸惑いや不安を感じているのではないかと思いました。
成長期の子どもたちにとって、社会体育や部活動は体や心の成長に大事な役割を果たしています。そこにかかわる大人は、由美さんが持ち始めているような正義感や平等感を大切に受け止め、子どもたちが人として育つ場にしていかなければならないと思います。
2016年02月13日
コーラスハーモニー2月報告
今日はコーラスハーモニーの練習日。先月はぎっくり腰になり、行けなかったんだよね(。´Д⊂)
今日は…2月13日、バレンタイン前日。生チョコ作って行こうと準備したんだけど、取りかかりが遅かったから固まらないΣ(゜Д゜)
仕方ないので、冷凍庫にツッコミました。それでもちょっと遅刻したんだけどね。
今日は寒さのせいか、天気のせいか参加者が少ない。練習風景の写真撮らなきゃいけないのに。数少ない参加者は「よっしゃ~ チョコがたくさん食べれる!」と喜んでました。
AKB 48の『365日の紙飛行機』朝ドラの歌なんだってね。朝ドラ見てないから知らなかった。
365って言うと♪しあわせは 歩いて来ない だ~から 歩いていくんだよ♪のほうを思い出す私は時代に乗り遅れた人間( ̄▽ ̄;)
『あのすばらしい愛をもう一度』
『わたしの子どもたちへ』
『翼をください』
を歌いました。
今日は人が少ないからのんびりまったりチョコつまみながら。
そして、写真撮影。
一人でも人数が多いほうが良いからと、校区市民館の人に撮ってもらいました。
次回の練習は
3月26日2時~
東田校区市民館
いつでも見学大歓迎(*^ー^)ノ♪
今日は…2月13日、バレンタイン前日。生チョコ作って行こうと準備したんだけど、取りかかりが遅かったから固まらないΣ(゜Д゜)
仕方ないので、冷凍庫にツッコミました。それでもちょっと遅刻したんだけどね。
今日は寒さのせいか、天気のせいか参加者が少ない。練習風景の写真撮らなきゃいけないのに。数少ない参加者は「よっしゃ~ チョコがたくさん食べれる!」と喜んでました。
AKB 48の『365日の紙飛行機』朝ドラの歌なんだってね。朝ドラ見てないから知らなかった。
365って言うと♪しあわせは 歩いて来ない だ~から 歩いていくんだよ♪のほうを思い出す私は時代に乗り遅れた人間( ̄▽ ̄;)
『あのすばらしい愛をもう一度』
『わたしの子どもたちへ』
『翼をください』
を歌いました。
今日は人が少ないからのんびりまったりチョコつまみながら。
そして、写真撮影。
一人でも人数が多いほうが良いからと、校区市民館の人に撮ってもらいました。
次回の練習は
3月26日2時~
東田校区市民館
いつでも見学大歓迎(*^ー^)ノ♪
2016年02月09日
『この「貧困大国」で消費税10%へ増税なんて!?』
アベノミクスで景気がよくなりましたか?ちっとも楽にならないと思うのは我が家だけかしらん?このうえ消費税を10%にされると、ほんっと~に困るんですけど~(´;ω;`)
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月11日号
『この「貧困大国」で消費税10%へ増税なんて!?』
アベノミクスのもとで広がる貧困と格差。大企業は2年連続で史上最高の利益をあげているにもかかわらず、さらに法人税を減税し、その一方で国民には消費税10%の増税を押し付けるなど、とんでもないことです。
「『日本が貧困か』と言われれば、けっしてそんなことはない」-安倍首相は国会でこう言い切りましたが、事実はごまかせません。
日本の相対的貧困率は上昇を続けて16・1%、6人に1人が貧困ライン以下で、子どもの貧困率は16.3%にのばります(2014年厚生労働省調査)。とりわけ「ひとり親家庭」の子どもの貧困率は、経済協力開発機構(OECD)加盟34ヵ国のなかで最悪、最新の統計では54.6%にまで増加しています。世界第3位の経済規模をもちながら、日本はまさに「貧困大国」です。
安倍首相はアベノミクスによって、「雇用が増え、高い賃上げも実現し、景気は回復軌道を歩んでいる」と豪語しています。しかしその内実は、13年1月から15年12月までの3年間で正規雇用は20万人減り、非正規雇用の激増がその大きな要因であることは明らかです。そのため、個人j消費も伸び悩み、家計支出もこの4カ月連続減となっています。「景気回復」などの空文句で、国民はだまされません。そのうえ消費税10%なんて!
小学6年生の娘を育てるシングルマザーのYさん(45)は、「パートで働いても月8~9万円。家賃と光熱費を払うと残るお金はほとんどない。成長期の娘に栄養のあるものを食べさせたくても、日々の生活がやっと」と悲痛な声を寄せています。
新婦人山梨・笛吹支部の成人式行動で、戦争法廃止に応じた男性は「僕たちの貧乏ななんとかしてほしい」と話しました。
「生活費を補うため衆3回居酒屋で夜から朝方までバイト。授業に遅刻することもありますと東京都内の女子大学生。新婦人のブラック度チェック」にも、「いまの給料では結婚して生活していく自信がない」(正規・24)「正社員にすると言いながらすでに3年。給料アップもない」(’アルバイト・28)など、高い教育費や返済困難な奨学金、過酷な就職ブラック企業が若者たちを苦しめています。
鹿児島市で障害のある息子と暮らす、新婦人家計簿モニターのKさん。は、「自分の年金は社会保険料と公共料金でなくなり、息子の年金を生活費にあて、食費を切り詰め暮らしている。病気を持っている「生きているのが怖い」と語ります。
消費税8%のいまでさえ、暮らしも営業も大変です。都内でクリーニング店を営むEさん夫妻。「8%になって利幅が薄くなり、困っている。同業者の中で、10%になったら廃業するしかない、という人がたくさんいる」とため息をつきます。
「8%で消費税は月1万に。高齢者対策で福祉給付金3万円をくれるというけれど、いままで払った消費税100万円を返してほしい!」と前出のKさんは語ります。
安倍政権は来年4月の消費税率10%の実施へ、低所得者対策「軽減税率を大宣伝しています。「軽減」といっても食料品(酒類・外食除く)の生鮮品と加工品、日刊新聞紙などを8%に据え置くだけで、そのために必要な財源1兆円も夏の参議院選挙後に考えるという無責任さ。新たな国民負担は4兆4000億円、1世帯あたり年間6万2000円にものぼります。低所得者対策というなら、10%増税こそ中止すべきです。
2015年度、消費税収入が所得税を上回り、法人税も引き離し、国税収入のトップを占めるまでになっています。今まで以上に消費税頼みになります。現に安倍首相は国会で今後「税率を引き上げる」ことを認め、財界は毎年1%ずつ19%への税率アップを要求しています。
16年度予算案の軍事費は初の5兆円超に消費税の際限ない税率アップは、戦費調達の財源ともなるのです。
大もうけする大企業は内部留保を増やし続け、300兆円を超える一方、年間の民間給与は平均で最高時から46万円も減っているのです。これほど利益を溜め込んでいる大企業に、安倍政権は20%台への法人税減税をおこなおうとしています。トヨタ自動車805億円、三菱東京UFJ銀行425億円、NTTドコモ322億円など、アベノミクス3年間に実施された法人税減税額は上位10社で3000億円に。さらなる法人税減税という大企業の至れり尽くせりは、「税金は負担能力に応じる」という原則を踏みにじり、論外です。
「軽減税率」でのごまかしをやめ、消費税率10%増税をただちに中止し大企業や資産家優遇税制を抜本的に変えること、戦争法は廃止をと求め、全国で署名・宣伝・共同の行動を広げていきましょう。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月11日号
『この「貧困大国」で消費税10%へ増税なんて!?』
アベノミクスのもとで広がる貧困と格差。大企業は2年連続で史上最高の利益をあげているにもかかわらず、さらに法人税を減税し、その一方で国民には消費税10%の増税を押し付けるなど、とんでもないことです。
「『日本が貧困か』と言われれば、けっしてそんなことはない」-安倍首相は国会でこう言い切りましたが、事実はごまかせません。
日本の相対的貧困率は上昇を続けて16・1%、6人に1人が貧困ライン以下で、子どもの貧困率は16.3%にのばります(2014年厚生労働省調査)。とりわけ「ひとり親家庭」の子どもの貧困率は、経済協力開発機構(OECD)加盟34ヵ国のなかで最悪、最新の統計では54.6%にまで増加しています。世界第3位の経済規模をもちながら、日本はまさに「貧困大国」です。
安倍首相はアベノミクスによって、「雇用が増え、高い賃上げも実現し、景気は回復軌道を歩んでいる」と豪語しています。しかしその内実は、13年1月から15年12月までの3年間で正規雇用は20万人減り、非正規雇用の激増がその大きな要因であることは明らかです。そのため、個人j消費も伸び悩み、家計支出もこの4カ月連続減となっています。「景気回復」などの空文句で、国民はだまされません。そのうえ消費税10%なんて!
小学6年生の娘を育てるシングルマザーのYさん(45)は、「パートで働いても月8~9万円。家賃と光熱費を払うと残るお金はほとんどない。成長期の娘に栄養のあるものを食べさせたくても、日々の生活がやっと」と悲痛な声を寄せています。
新婦人山梨・笛吹支部の成人式行動で、戦争法廃止に応じた男性は「僕たちの貧乏ななんとかしてほしい」と話しました。
「生活費を補うため衆3回居酒屋で夜から朝方までバイト。授業に遅刻することもありますと東京都内の女子大学生。新婦人のブラック度チェック」にも、「いまの給料では結婚して生活していく自信がない」(正規・24)「正社員にすると言いながらすでに3年。給料アップもない」(’アルバイト・28)など、高い教育費や返済困難な奨学金、過酷な就職ブラック企業が若者たちを苦しめています。
鹿児島市で障害のある息子と暮らす、新婦人家計簿モニターのKさん。は、「自分の年金は社会保険料と公共料金でなくなり、息子の年金を生活費にあて、食費を切り詰め暮らしている。病気を持っている「生きているのが怖い」と語ります。
消費税8%のいまでさえ、暮らしも営業も大変です。都内でクリーニング店を営むEさん夫妻。「8%になって利幅が薄くなり、困っている。同業者の中で、10%になったら廃業するしかない、という人がたくさんいる」とため息をつきます。
「8%で消費税は月1万に。高齢者対策で福祉給付金3万円をくれるというけれど、いままで払った消費税100万円を返してほしい!」と前出のKさんは語ります。
安倍政権は来年4月の消費税率10%の実施へ、低所得者対策「軽減税率を大宣伝しています。「軽減」といっても食料品(酒類・外食除く)の生鮮品と加工品、日刊新聞紙などを8%に据え置くだけで、そのために必要な財源1兆円も夏の参議院選挙後に考えるという無責任さ。新たな国民負担は4兆4000億円、1世帯あたり年間6万2000円にものぼります。低所得者対策というなら、10%増税こそ中止すべきです。
2015年度、消費税収入が所得税を上回り、法人税も引き離し、国税収入のトップを占めるまでになっています。今まで以上に消費税頼みになります。現に安倍首相は国会で今後「税率を引き上げる」ことを認め、財界は毎年1%ずつ19%への税率アップを要求しています。
16年度予算案の軍事費は初の5兆円超に消費税の際限ない税率アップは、戦費調達の財源ともなるのです。
大もうけする大企業は内部留保を増やし続け、300兆円を超える一方、年間の民間給与は平均で最高時から46万円も減っているのです。これほど利益を溜め込んでいる大企業に、安倍政権は20%台への法人税減税をおこなおうとしています。トヨタ自動車805億円、三菱東京UFJ銀行425億円、NTTドコモ322億円など、アベノミクス3年間に実施された法人税減税額は上位10社で3000億円に。さらなる法人税減税という大企業の至れり尽くせりは、「税金は負担能力に応じる」という原則を踏みにじり、論外です。
「軽減税率」でのごまかしをやめ、消費税率10%増税をただちに中止し大企業や資産家優遇税制を抜本的に変えること、戦争法は廃止をと求め、全国で署名・宣伝・共同の行動を広げていきましょう。
2016年02月01日
『THE BEATLES 世界中を熱くした不滅のメロディー』
暖冬だと言われていたのに、急に寒くなりペットたちもついていけないようで、実家の年寄猫が突然死んでしまいました。聞けば風邪をひく猫や犬も多いようです。お年寄りのペットたちにはとくに気を付けてあげてくださいね。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月4日号
『THE BEATLES 世界中を熱くした不滅のメロディー ライター和田静香さんに聞く』
2月4日はビートルズの日。彼らの愛称のFab4とFeb4(英語で2月4日)をかけてそう呼ばれています。初来日から50年に当たる今年、その熱狂ぶりを当時のの洋楽雑誌で振り返りながら、ライターの和田静香さんにお話をお聞きしました。
ビートルズのデビューは1962年ですが、日本で最初に紹介されたのは『ミュージックライフ』(当時日本で唯一の洋楽雑誌。以下『ML』)1963年3月号の小さな記事です。ここに載った、このマッシュルームカットの写真がすべての始まりです。
当時の『ML』を読むと、その熱狂ぶりがよくわかります。64年4月号に音楽評論家の湯川れい子さんがビートルズの特集記事を書いた後、5月号にはもう「夢中です」という男の子からの投書が来ます。そこには「強烈な騒音の持ち主ビートルズ」と書かれています。いま私たちが聞いてもビートルズのサウンドを騒音とは感じませんが、ロックという音楽も概念もなかった当時の日本人、若者にはそう受け止められたんですね。
1964年公開の映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』について『ML』(64年11月号)で14歳の女の子がこんなふうに言っています。「とうとう12回も見た。なにしろ可愛い。あの頭でまじめな顔をすればするほどおかしくなる」。
日本ではそれまでファッショナブルな男の子に女の子が夢中になるなんてなかったのです。ビートルズのマッシュルームカットや長髪、花柄や水玉様のプリントなどカラフルなファッションは男の子に「かわいい」という概念を作り、その後のファッションに大きな影響を与えます。
音楽を通して大人社会や既存の秩序に反抗する若者文化や、アイデンティティーを社会に広めた彼らだからこそ、時を超えて愛され続けているのだと思います。
彼らの出身地リバプールはイングランド北西部の港町で、ロンドンとは反対側のアイリッシュ海に面した都市です。アメリカ南部から船員たちがレコードを持ち込み、黒人音楽が簡単に手に入る土地柄でした。アメリカでは白人と黒人の文化が隔離されていたのに対し、イギリスでは特に若者は寛容さがあって「黒人音楽カッコイイ」と受け入れる土壌があったのです。
そこで彼らはエネルギッシュな黒人音楽の要素を取り入れ、荒々しい感情を奮い立たせるような音楽を作っていきました。ビートルズの活動期間は7年半ですが、その間に自分たちの音楽性を高め続け、永遠不滅のメロディーを残しました。
そして彼らをとりまくエネルギッシュな人たちがいたことも大きいですね。まずブライアン・エンプスタインというすごいマネージャー。リバプールの大きな電気屋の息子で、レコード販売の担当をしていた彼が、それまで薄汚かったただの不良少年たちに背広を着せておしゃれに仕立て上げました。彼はワンマンで横暴であったとも伝えられていますが、だからこそ伝説のロック・グループを誕生させることができたともいえるでしょう。
またフリーダ・ケリーという女性がいました。ビートルズの解散後、きっぱり業界から離れていた彼女ですが、近年『愛しのフリーダ』(2013年)という映画になり、来日したときお会いしました。彼女は当時17歳でブライアン・エンプスタインの秘書になり、誰にも教わらずにファンクラブを運営し、誠意を尽くした仕事でファンとの信頼関係をガッチリ作りました。この人もビートルズがスターになるのに欠かせなかった人です。彼らがたまたま同じ時代に同じリバプールにいたことは奇跡だと思います。
彼らは途中からコンサートをやめ、レコーディングに徹します。それは当時の質の悪い音響設備で何万人も動員してのコンサートは自分たちの音楽ではないと判断したという説もありますが、とにかくライブ音源を聞ける機会は多くありませんでした。
BBC(英国放送協会)に彼らがラジオ出演したときのスタジオライブ音源が残っていて、昨年CD『オン・エア~ライブ・アット・ザ・BBC vol.2』(ユニバーサルミュージック)で発売されました。これには当時のファンが感じたエネルギーに近いものが溢れていて、人を突き動かし、ワクワクせずにはおられませんでした。ビートルズのすごさって、やっぱりそのエネルギーのすごさだ!ということに尽きますね。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2月4日号
『THE BEATLES 世界中を熱くした不滅のメロディー ライター和田静香さんに聞く』
2月4日はビートルズの日。彼らの愛称のFab4とFeb4(英語で2月4日)をかけてそう呼ばれています。初来日から50年に当たる今年、その熱狂ぶりを当時のの洋楽雑誌で振り返りながら、ライターの和田静香さんにお話をお聞きしました。
ビートルズのデビューは1962年ですが、日本で最初に紹介されたのは『ミュージックライフ』(当時日本で唯一の洋楽雑誌。以下『ML』)1963年3月号の小さな記事です。ここに載った、このマッシュルームカットの写真がすべての始まりです。
当時の『ML』を読むと、その熱狂ぶりがよくわかります。64年4月号に音楽評論家の湯川れい子さんがビートルズの特集記事を書いた後、5月号にはもう「夢中です」という男の子からの投書が来ます。そこには「強烈な騒音の持ち主ビートルズ」と書かれています。いま私たちが聞いてもビートルズのサウンドを騒音とは感じませんが、ロックという音楽も概念もなかった当時の日本人、若者にはそう受け止められたんですね。
1964年公開の映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』について『ML』(64年11月号)で14歳の女の子がこんなふうに言っています。「とうとう12回も見た。なにしろ可愛い。あの頭でまじめな顔をすればするほどおかしくなる」。
日本ではそれまでファッショナブルな男の子に女の子が夢中になるなんてなかったのです。ビートルズのマッシュルームカットや長髪、花柄や水玉様のプリントなどカラフルなファッションは男の子に「かわいい」という概念を作り、その後のファッションに大きな影響を与えます。
音楽を通して大人社会や既存の秩序に反抗する若者文化や、アイデンティティーを社会に広めた彼らだからこそ、時を超えて愛され続けているのだと思います。
彼らの出身地リバプールはイングランド北西部の港町で、ロンドンとは反対側のアイリッシュ海に面した都市です。アメリカ南部から船員たちがレコードを持ち込み、黒人音楽が簡単に手に入る土地柄でした。アメリカでは白人と黒人の文化が隔離されていたのに対し、イギリスでは特に若者は寛容さがあって「黒人音楽カッコイイ」と受け入れる土壌があったのです。
そこで彼らはエネルギッシュな黒人音楽の要素を取り入れ、荒々しい感情を奮い立たせるような音楽を作っていきました。ビートルズの活動期間は7年半ですが、その間に自分たちの音楽性を高め続け、永遠不滅のメロディーを残しました。
そして彼らをとりまくエネルギッシュな人たちがいたことも大きいですね。まずブライアン・エンプスタインというすごいマネージャー。リバプールの大きな電気屋の息子で、レコード販売の担当をしていた彼が、それまで薄汚かったただの不良少年たちに背広を着せておしゃれに仕立て上げました。彼はワンマンで横暴であったとも伝えられていますが、だからこそ伝説のロック・グループを誕生させることができたともいえるでしょう。
またフリーダ・ケリーという女性がいました。ビートルズの解散後、きっぱり業界から離れていた彼女ですが、近年『愛しのフリーダ』(2013年)という映画になり、来日したときお会いしました。彼女は当時17歳でブライアン・エンプスタインの秘書になり、誰にも教わらずにファンクラブを運営し、誠意を尽くした仕事でファンとの信頼関係をガッチリ作りました。この人もビートルズがスターになるのに欠かせなかった人です。彼らがたまたま同じ時代に同じリバプールにいたことは奇跡だと思います。
彼らは途中からコンサートをやめ、レコーディングに徹します。それは当時の質の悪い音響設備で何万人も動員してのコンサートは自分たちの音楽ではないと判断したという説もありますが、とにかくライブ音源を聞ける機会は多くありませんでした。
BBC(英国放送協会)に彼らがラジオ出演したときのスタジオライブ音源が残っていて、昨年CD『オン・エア~ライブ・アット・ザ・BBC vol.2』(ユニバーサルミュージック)で発売されました。これには当時のファンが感じたエネルギーに近いものが溢れていて、人を突き動かし、ワクワクせずにはおられませんでした。ビートルズのすごさって、やっぱりそのエネルギーのすごさだ!ということに尽きますね。