2019年10月28日

『先生も子どもたちも追い込む 1年単位の変形労働時間制はやめて!』

昨日は稲刈りで体のあちこちが筋肉痛。学校に行き渋る娘が完全不登校になりつつあって、困ったものだなあ…

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆10月31日号

『先生も子どもたちも追い込む 1年単位の変形労働時間制はやめて!』


 “働き方改革”の名の下に、それとまったく逆の、先生たちに長時間労働を迫る「1年単位の変形労働時間制」の導入が全国で狙われています。全日本教職員組合中央執行委員の糀谷陽子さんに寄稿してもらいました。

 「先生はね、毎日大変なんだよ。ケンカや何かの話を毎日聞いて、今でも大変なのに、その上、僕が相談したら、先生は病気になっちゃうよ。だからいいんだ、僕は我慢するから」

 国連子どもの権利委員会に届けられた子どもの声です。担任の先生の忙しさに心を痛め、自分の悩みを相談することもできないでいたなんて…。1日平均11時間17分(厚労省調査より)という教職員の勤務実態の改善は、子どもたち一人ひとりが大切にされる教育の実現のためにも、最重要の課題です。政府は、「学校における働き方改革」だとして、公立学校に「1年単位の変形労働時間制」を導入するための法案を国会に提出しました。しかしこれは「改革」どころか、子どもにとっても、教職員にとっても、労働者全体にとっても「大問題!」の法案です。

 最大の問題は、長時間労働の解消につながらないどころか、いっそう深刻な事態を招き、ゆきとどいた教育を進める条件が損なわれてしまうことです。

 もともと労働者の勤務時間は、労働基準法によって1日8時間・週40時間以内とされています。「1年単位の変形労働時間制」は、時期によって勤務の「繁閑」がある職場において、1年間で平均すれば週40時間以内となることを条件に、「繁忙期」の労働時間を1日8時間を超えて定めることを認める制度です。

 学校では、授業のある学期中を「繫忙期」として、1日の勤務を1~2時間延長することが想定されています。そうなると。今は16時45分で退勤できる学校でも、18時か19時までが労働時間となっています。そこまで会議や打ち合わせ、子どもの指導が入ってくるので、授業の準備や採点など個人で行う業務は、その後でないと始められません。結局、今よりももっと遅くまで残って仕事するか、持ち帰り仕事を増やすか、翌朝早く出勤するか…。いずれにしても、いっそうの長時間労働になってしまうと懸念されています。

 このように勤務時間が延びることは、家庭での生活に支障をきたすだけでなく、十分に睡眠をとって疲れを癒したり、ストレスを解消することができなくなり、教職員のいのちと健康が害されてしまうことが、医学的な立場から指摘されています。

 政府は、学期中は忙しくても「夏休みのまとめ取り」ができると言いますが、人間の体はそのようなものではありません。今でさえ、教職員の病休が1番多いのは5~6月です。こんな生活を強いられたら、夏休み前に倒れてしまう教職員が続出してしまいます。

 何より辛いのは、そうやって疲れをひきずったまま子どもの前に立たなくてはならない、十分な教材研究をする間もなく授業に向かわなければならない、ゆとりをもって子どもたちに向き合うことができない、ということです。教職員の数を増やして一人当たりの業務を縮減していくことなしに、この問題を解決することはできません。

 「1年単位の変形労働時間制」は、所定の勤務時間を延長することによって時間外の勤務を短く見せかけ、このような要求の根拠を見えにくくしてしまう、という問題も持っています。

 もう一つ重大な問題は、労基法では労使協定の締結が必須条件になっているこの制度を、都道府県・政令市の条例によって導入できるとしていることです。

 このことは、労働条件は法律によって最低限の基準を定め、そのもとで労使対等の協定によって最低限の基準を定め、そのもとで労使対等の協定によって合意を作りながら制度を実施していく、という労働法の大原則を崩すものであり、憲法の労働基本権を侵害するものです。

 労働者との合意なく、1日8時間を超えた労働を強制できるなどという制度を認めてしまうことは、教職員だけではなく公務員全体、労働者全体にかかわる大問題です。その意味でも許してはならない法案です。

「せんせいふやそう」キャンペーンや導入反対の請願署名などを通して、子どもと教育の立場、労働法の立場など、さまざまな観点から反対も声が広がっています。法案を廃案に追い込み、「1年単位の変形労働時間制」ではなく、教職員の定数増や少人数学級の実現によって、子どもも大人もゆとりある楽しい学校生活が送れるよう、世論を広げていきたいと思います。
  


2019年10月21日

『パートナーシップ受領証を受け取った日 虹はなにいろ?さらだ(セクシュアルマイノリティと人権を考える会)』

さて、学校は後期が始まり、豊橋祭りも終わったのですが、うちの行き渋り娘はまた調子が悪く、しばらく学校に行けないかな~なんて…。高校は通信制高校に行くとして、中学卒業まで1年半…。長良いなあ。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆10月24日号

『パートナーシップ受領証を受け取った日 虹はなにいろ?さらだ(セクシュアルマイノリティと人権を考える会)』

 先日、一緒に暮らしている同性のパートナーと「パートナーシップ宣誓書受領証の交付手続き」をおこなった。

 役所の窓口へ行き、二十代ぐらいの二人の職員に会議室のような部屋へ案内され、本人確認や、他に婚姻関係がないかなどの確認をされた。その後、その二人の前で役所が用意した宣誓文を読み上げるのだが、わたしたちは初めて会う職員の前で、宣誓文を読み上げることに違和感があることを伝えると、黙読でもいいということだったので、そのようにさせてもらった。

 その若い職員はとても感じが良く、LGBTについてもしっかりとした認識をもっているようだった。職員が緊張した面持ちで交付書を読み上げて、私たちに手渡してくれた後、記念に写真を撮ってもらった。受領証には「お互いに支え合って歩まれるおふたりが、中野区において、自分らしくいきいきと活躍されることを期待します」という文言があり、何か温かいものを感じた。

 パートナーシップの受領証を受け取ったことを、家族や友人たちに伝えると、一様に喜んでくれた。私たちとしては、今までと関係が変わるわけでもなく、男女の婚姻とは制度的な位置づけも違い、そんな大したことではないという気持ちだったが、それでも周囲から祝ってもらうことは、とてもうれしいものだった。

 うれしい気持ちの一方で、ある友人から「結婚したんだね!」という言葉を何気なく掛けられ、「いや、結婚とは違うんだよ」と現状を説明しながら、その制度の違いに気持ちが沈んでいくことも感じた。

 日本にも同性同士の婚姻制度に準ずる制度ができた日に、あらためて私たちの関係を皆に祝ってもらいたい。そう思うと二重に祝ってもらえるような気がして、少し明るい気持ちになってくる。  


2019年10月14日

『自転車はどこを走ればいいの? 知っておきたい交通ルール』

 大型の台風が通りすぎていきました。被災された方が早くもとの生活に戻れますように…。東海地方は大きな被害はなかったようですが、前日スーパーやドラッグストアではパンや水、乾電池などが品切れで、こんなに真剣に備えたことは今までなかったんじゃないかな?あちこちで起こる大規模災害に、やっとみんな真剣に考えだしたのかもしれませんね。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆10月17日号

『自転車はどこを走ればいいの? 知っておきたい交通ルール』

 「自転車で歩道を走っていて、〝危ないですよ”のつもりでベルを鳴らしたら『自転車が通るところじゃないだろう!』と怒鳴られました。自転車はどこを走ればよいのでしょうか」。こんな質問が編集部に寄せられました。自転車に乗るときのルールを確認してみました。

 節約や健康、エコのため…と利用者が増えている自転車。国土交通省のデータによると、自転車の保有台数は年々上昇し、2016年度の自転車普及率は6割弱に増えています。ところが質問の読者のように、走るのは歩道か、車道かよくわかっていない人が多いようです。

 道路交通法では、「自転車は車道を走るのが原則」と定められ、基本的に歩道を走ってはいけないとされているのです。

 ただし例外として、
①歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識がある場合
②運転者が児童や幼児(13歳未満)、高齢者(70歳以上)の場合
③車道又は交通の状況からみてやむを得ない(工事で車道がふさがれていたり、道幅が狭く、大型トラックが高スピードで走っていて危険など)の場合は、歩道を走ることが認められます。

 例外にあてはまらなくとも、狭く、段差のある車道の端を自転車で走るのは危険を伴う場合もあります。法とかけ離れた実態をどうとらえたらよいのか。日本自転車普及協会・自転車文化センターの山口さんに聞きました。

 「自転車は歩行者と近いと思われがちですが、軽車両なので車の仲間です。車道の左側を走るというルールが浸透していますが、まだ大半の方がしかたなく歩道を走っているのが現状でしょう。これまで日本の道路行政が車社会中心だったせいで、自転車の走る場所がつくられず、通行ルールもあいまいに扱われてきたのです」

 自転車は免許なしでだれでも乗れますが。ルールが周知されないなか、自転車事故がなかなか減らず。歩道での重大な事故につながるケースも出てきています。原則として「車道走行」というルールが、2015年の道路交通法改正で定められたのです。

 歩道は本来歩行者のためにあるものです。歩道内で事故が起きた時、自転車がルール違反を犯していると過失割合が高くなります。

 自転車で歩道を走るときは、注意が必要です。「歩道を走るときは、基本的に歩行者を追い抜くスピードで走ってはいけません。徐行することです」と山口さん。さらに「警音機(ベル)は基本的に使ってはいけないとされています。警音器は危険を防止するために使用するものですが、歩行者からすれば『そこをのけ』と受け取るでしょう」。

 自転車走行の交通ルールは、国土交通省や警察のサイトで調べることができます。安全な走行には、まずルールを正しく知ることが欠かせません。

自転車乗る用時の交通ルール
1.自転車は車道が原則。歩道は例外
2、車道は左側を通行
3、歩道は歩行者優先で、車道よりを徐行(歩行者の通行を妨げるときは一時停止、みだりにベルを鳴らさない)
4.安全ルールを守る(傘さしや携帯電話などの〝ながら運転”の禁止)
5.子どもはヘルメットを着用する
 (自転車安全利用五則)  


2019年10月07日

『何回も使える!プラごみ削減でエコ”みつろうラップ“』

何回も繰り返し使えるみつろうラップ。10月17日(水)10時から岩田校区市民館で、新婦人豊橋支部太陽班はみつろうラップ体験会を企画しています。そんな時、新婦人しんぶんの1面がみつろうラップの記事なんてまさにタイムリー。体験会に参加したい方はお返事ください。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆10月10日号

『何回も使える!プラごみ削減でエコ”みつろうラップ“』

 プラスチックごみや温室効果ガスの削減が世界的な課題になるなか、身近なところから減らしたい、とさまざまな取り組みが始まっています。生活用品を天然素材のものにかえる人が増えています。そこで注目されるのが、みつろうラップで、店舗販売が少なく、手作りする人も。長野・上田支部から寄せられた「作り方」とラップの使い方を紹介します。

≪みつろうラップの作り方≫
材料
・薄手のコットン時生地(25×25)※新品は水洗いし、乾かしてアイロンをかける。
・粒状のみつろう約10g(ハンドメイドコスメ用ビーズワックス。においが気になる人は脱臭みつろうに。通販で入手)
※布10×10にみつろう約3gが目安。

道具
クッキングシート(布より大きいサイズ2枚)、新聞紙4~5枚、アイロン、アイロン台

作り方
①アイロン台が汚れないように新聞紙を敷き、その上にクッキングシートを敷いて、布を置く。※布は表裏どちらが上でもよい。
②布の上にみつろうを均等に置く。布の端に置くと、布の外に溶けだすことがあるので注意。
③②の上にクッキングシートを重ね、低温(80~120度)のアイロンで、布全体にみつろうが染み込むように溶かしながら伸ばす。
④みつろうが十分に溶けて布に浸透したら、上のクッキングシートをはずして完成。

≪慣れれば優しい使い心地≫
 食材を包む、野菜の切り口を覆う、容器にふたをしたり、水洗いすれば繰り返し使える。

〈特徴〉
 程よい通気性があり、抗菌作用があるため、野菜や果物は鮮度を長く保てる。

〈使い方〉
 ボウルやカップの上にかぶせて手で温めながら折り込むと、ラップが柔らかくなり、ぴったりと包むことができる。
●使用後は、サッと水洗いして乾かせばOK(コーティングが溶けるのでお湯は使わない)。約半年から1年間、繰り返し使える。
●かんきつ類、生鮮肉・魚類、油っぽい食品の使用は控える。
●熱い食器や食品は冷ましてから使う。電子レンジでの使用はしない。冷凍にも不向き。

☆使い始めて3カ月。加熱、冷凍用には使えないけど、それ以外はけっこう使えます。食べかけの料理の器にかぶせたり、余った食材を包んだり、みつろうラップにしてから、使い捨てラップのごみがぐんと減りました。     (東京・K)


☆手作りしました  (長野・上田市部)
 「毎日のように使う使い捨てラップをなんとかしたい」、そう思っていたところに。新婦人しんぶんで「みつろうラップ」が紹介されました。どうしたら購入できるのか悩みましたが、手作りできることがわかり、さっそく月1回の「事務所カフェ}でつくってみました。

 布は着なくなったワンピースや手元にある手芸用の布を利用して、10分程度で、かわいいラップができました。使ってみると、気温の高い日は少しべたつきが気になりますが、手になじんで、形がつくりやすいと実感しました。

 支部は上田市が毎年10月に開く「環境フェア」の実行委員会に参加。今年のテーマを「脱プラスチックをめざして」として、このみつろうラップを紹介します。
  


Posted by つむたい at 20:41Comments(0)

2019年10月03日

おしゃべりママ10月報告

今日はおしゃべりママでしたが…

「私は3時間目から行くから•̀.̫•́✧キリッ」

と言う中学生を送っていかなきゃならないので、遅刻。まあ、午後からの支部委員会の資料作りで、支部長が早くから来てたから良かったんだけどね。

子どもが小さい組が用事&ヘルパンギーナで早々に欠席表明していたので、参加者少ないかなと思ったけど、いつも仕事で参加できない人が

「休みだった〜」

と来てくれて、5人参加。置いてあった今週号の新婦人しんぶんの記事から食品のロスを減らそうって話になり、記事を読んであわてて下ごしらえして冷凍したとか、廃棄分を減らすためにカボチャの面取りした部分や煮崩れする柔らかい部分はレンジでチンしてサラダにするよって話になり、そからダイエットの話に流れる。

みんな「あ〜 20キロ… せめて5キロ減らしたい!」

でも減らないんだよね〜。

子どもの年齢が高いお母さんたちが多かったので、高校受験の話、大学の話で盛り上がりました。

消費税増税のキャッシュレス決算のペイペイの話とかも。でも、いまいちわからないし、カード使うのは、なんか嫌なんだよ。ポイント還元とかじゃなく、もう一回下げて消費税。

おしゃべりママも参加者が増えて、本当にいろいろな話ができます。話したいことがある方はぜひご参加ください。

次回は
11月21日(木)10時〜 新婦人事務所です。  


Posted by つむたい at 20:16Comments(0)おしゃべりママ 子育て

2019年10月02日

コーラスハーモニー10月報告

さて、場所と時間を変えて数カ月のコーラスハーモニーですが、午前中はうちの行き渋り娘のお尻が上がらないから困るんだよね。今日は3時間目から行くって言うんだけど、3時間目始まるのは10時35分、ハーモニー始まるのは10時、豊城地区市民館には20分くらいかかる。

せめて30分早く10時までに行ってくれないか…

と言ったら泣かれてしまった。趣味のことだから、娘に合わせない私が悪いのかとも思うけど、母にだっていろいろ都合があるんだ。泣きたいのはこっちだよ。仕方がないから娘の望む時間通りに送ってやり、ハーモニーは大遅刻。

と前置きが長くなりましたが、地区合発終わって初めての練習。『一人からみんなへコーラスの原点で賞』と講評用紙が飾ってあったから、みんなでいろいろ盛り上がったんだろうなぁ。

発表曲を練習する必要がなくなったので、今日は久しぶりにリクエストタイム。

なんだか気温は下がらないけど鳴き声はきこえてくる

『虫のこえ』
『小さい秋みつけた』
『秋桜』
『この広い野原いっぱい』
『ローレライ』
『涙そうそう』
『花をおくろう』
『いま わたしたちは』

もう一つ歌いたい歌があったんだけど、楽譜ないし、ピアニストが知らない曲だから断念。

12月7日の新婦人お楽しみ&バザーに『一人の手』で出演することを決め、がんばって歌った『うた』をみんなで歌って、秋を呼び込もうってことで『紅葉』を歌って終わり。

次回は市民館が空いてなかったから午後に練習。

11月6日(水)午後1時半〜 豊城地区市民館。

拠点を移したばかりだから、いつも出ていた市民館祭に参加しないことに決めたんだけど、ちょっぴり寂しいなぁ…なんてね。

場所変えしたことで新たな出会いがあると良いな。いつでも参加大歓迎です。興味のある方はぜひお立ち寄りください。  


Posted by つむたい at 13:15Comments(0)新婦人コーラス