2015年05月29日
おしゃべりママ 5月報告
この週末に私がディズニーリゾートに行くので、今日は旅行からスタート。そして5年生の娘さんが野外学習に出かけるので、話はそちらに流れる~。
旅行の説明会ではいろんな質問が飛び出すとか。例えば、中学校の修学旅行の説明会で「2泊するんだからバスタオルは2枚いらりますよね?」とか。バスタオル2枚はかなりかさばるよね…。1枚あれば部屋にかけておけば乾きますと説明があると「そんな 使ったものを洗わずに使うのですか?」と。こういうときに、各ご家庭の様子が垣間見えて面白いね。我が家の常識、お宅の非常識だからね。清潔第一の家庭だと、汚れ物を再び使うのは耐えがたいんだろうねぇ。
でもって、持ってくバッグの大きさとかに話が広がり~。
しかし、うちのアスペ姉ちゃんも4年生、去年キャンプファイヤーとか見せておかなかったのが悔やまれる。いつもと違うことや初めてのことにめっぽう弱いからね。去年は支援級の知ってる子が5年生にいたんだけど、今年は5年生に支援級の子いないんだよ。そうすると支援の先生もついて行かないと思うし…。
なんて言ってたら
「野外って、学校中の先生だいたい参加するよ」
そう言うもんなんだ~!Σ( ̄□ ̄;)
キャンプファイヤーの火起こし、その他モロモロのお手伝いのため、先生フル出場らしい。これは良いことを聞いた。さっそく支援級の先生に確認しておこう。
大きな子のいる子育ての先輩や違う学校のお母さんの話を聞くと本当に参考になるわ。
それから、話題は変わって、ガックリ下がったうちの子の視力の話から、ゲームの話になって、ゲームに代わるなにか集中できるものはないか?となって、部活やら読書。読書でも、やっぱり目は使うじゃ~ん(^o^;)なんて言ったりね。
次から次へ話が広がり、あっという間に時間になりました。
次回は6月11日1時半~
楽しいおしゃべりに参加してみませんか?
旅行の説明会ではいろんな質問が飛び出すとか。例えば、中学校の修学旅行の説明会で「2泊するんだからバスタオルは2枚いらりますよね?」とか。バスタオル2枚はかなりかさばるよね…。1枚あれば部屋にかけておけば乾きますと説明があると「そんな 使ったものを洗わずに使うのですか?」と。こういうときに、各ご家庭の様子が垣間見えて面白いね。我が家の常識、お宅の非常識だからね。清潔第一の家庭だと、汚れ物を再び使うのは耐えがたいんだろうねぇ。
でもって、持ってくバッグの大きさとかに話が広がり~。
しかし、うちのアスペ姉ちゃんも4年生、去年キャンプファイヤーとか見せておかなかったのが悔やまれる。いつもと違うことや初めてのことにめっぽう弱いからね。去年は支援級の知ってる子が5年生にいたんだけど、今年は5年生に支援級の子いないんだよ。そうすると支援の先生もついて行かないと思うし…。
なんて言ってたら
「野外って、学校中の先生だいたい参加するよ」
そう言うもんなんだ~!Σ( ̄□ ̄;)
キャンプファイヤーの火起こし、その他モロモロのお手伝いのため、先生フル出場らしい。これは良いことを聞いた。さっそく支援級の先生に確認しておこう。
大きな子のいる子育ての先輩や違う学校のお母さんの話を聞くと本当に参考になるわ。
それから、話題は変わって、ガックリ下がったうちの子の視力の話から、ゲームの話になって、ゲームに代わるなにか集中できるものはないか?となって、部活やら読書。読書でも、やっぱり目は使うじゃ~ん(^o^;)なんて言ったりね。
次から次へ話が広がり、あっという間に時間になりました。
次回は6月11日1時半~
楽しいおしゃべりに参加してみませんか?
2015年05月25日
『人がつくりだす希望を見た「ふくしまからきた子 そつぎょう」を出版 絵本作家 松本春野さん』
今日は運動会の代休で子どもたちは家。ゲームばっかりしています(T_T)
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆5月28日号
『人がつくりだす希望を見た「ふくしまからきた子 そつぎょう」を出版 絵本作家 松本春野さん』
絵本作家 松本春野さんの新作絵本た『ふくしまからきた子 そつぎょう』(父、松本猛さんとの共著、岩崎書店)が、前作『ふくしまからきた子』(2012年2月)の続編として出版されました。新作にはどんな思いが込められているのでしょうか。
前作は、原発事故後、母といっしょに福島から広島に避難した少女まやの姿を追いましたが、、今回は3年ぶりに故郷へ帰ったまやが、小学校の卒業式で友達に再開するまでを描いています。
避難した自分をみんなが受け入れてくれるのか、まやは少し不安そうな表情ですが、彼女を囲む子どもたちは笑顔です。
前作出版後、父と機会を見つけては福島に通いました。県内の方から「福島に残る選択を否定されているよう」との声が寄せられ、ずっと心に残っていたのです。
今回は、まずは福島に暮らす子どもたちをちゃんと描こうと思いました。
私が出会った、生き生きとした子どもたちを描くことによって、それを守ってきた大人たちの姿を描きたかったのです。
訪問先で訪れる福島の現実は、単純ではありませんでした。住んでいる場所、職業、家族構成で、状況や抱えている問題はみんな違う。多様な当事者の姿がありました。
放射能について必死に学び、自分たちでデータもとり、最善の生活をするためにできうるかぎりのことをしている当事者たちの姿に心を打たれました。
どんな選択であれ、みんなが大切なものを守ろうとした選択に優劣はありません。自分と違う選択をした人を否定しない、尊重しあう大切さも学びました。
や
続編の一枚一枚を、私はうれしくて泣きながら描きました。原発事故をなかったことにはできません。その日や直後の場面は、描くのもつらかった。それが、最後、校庭を駆ける子どもたちを描くときは本当にうれしかった。
福島で見つけたのは、人々がつくりだす希望です。みんなが知恵をしぼって、生きるために、生活再建するために、今までになかったことを産みだしていく。それって希望ですよね。幸せって、生きるってなんだろう、突き詰めて考えたことのある大人たちを見て育つ子どもたちって、たくましいんです。守ってきた宝たちが育っていくのを見ていけるのは、楽しみであり喜びです。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆5月28日号
『人がつくりだす希望を見た「ふくしまからきた子 そつぎょう」を出版 絵本作家 松本春野さん』
絵本作家 松本春野さんの新作絵本た『ふくしまからきた子 そつぎょう』(父、松本猛さんとの共著、岩崎書店)が、前作『ふくしまからきた子』(2012年2月)の続編として出版されました。新作にはどんな思いが込められているのでしょうか。
前作は、原発事故後、母といっしょに福島から広島に避難した少女まやの姿を追いましたが、、今回は3年ぶりに故郷へ帰ったまやが、小学校の卒業式で友達に再開するまでを描いています。
避難した自分をみんなが受け入れてくれるのか、まやは少し不安そうな表情ですが、彼女を囲む子どもたちは笑顔です。
前作出版後、父と機会を見つけては福島に通いました。県内の方から「福島に残る選択を否定されているよう」との声が寄せられ、ずっと心に残っていたのです。
今回は、まずは福島に暮らす子どもたちをちゃんと描こうと思いました。
私が出会った、生き生きとした子どもたちを描くことによって、それを守ってきた大人たちの姿を描きたかったのです。
訪問先で訪れる福島の現実は、単純ではありませんでした。住んでいる場所、職業、家族構成で、状況や抱えている問題はみんな違う。多様な当事者の姿がありました。
放射能について必死に学び、自分たちでデータもとり、最善の生活をするためにできうるかぎりのことをしている当事者たちの姿に心を打たれました。
どんな選択であれ、みんなが大切なものを守ろうとした選択に優劣はありません。自分と違う選択をした人を否定しない、尊重しあう大切さも学びました。
や
続編の一枚一枚を、私はうれしくて泣きながら描きました。原発事故をなかったことにはできません。その日や直後の場面は、描くのもつらかった。それが、最後、校庭を駆ける子どもたちを描くときは本当にうれしかった。
福島で見つけたのは、人々がつくりだす希望です。みんなが知恵をしぼって、生きるために、生活再建するために、今までになかったことを産みだしていく。それって希望ですよね。幸せって、生きるってなんだろう、突き詰めて考えたことのある大人たちを見て育つ子どもたちって、たくましいんです。守ってきた宝たちが育っていくのを見ていけるのは、楽しみであり喜びです。
2015年05月18日
『保健室に行く、と決めたアキちゃん 思春期つながるよりそう(月1連載)』
運動会の練習が始まって、疲れた息子が先週末お休み。思いがけず長く休んでしまったので月曜日のハードルが高い~(T_T)「騎馬戦ヤダ…」とシクシク言い出すお姉ちゃんもいるし。週末の運動会終わらないと落ち着かないぞ。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆5月21日号
『保健室に行く、と決めたアキちゃん 思春期つながるよりそう(月1連載)』
小学2年生のアキちゃんとの出会いは、2学期半ばでした。保健室に母親と一緒に現れたアキちゃん。私はそれまでにアキちゃんの声を聞いたことがありませんでした。たまに話さなければならない時は、耳元でようやく聞こえる声で呟くのです。この日、泣いて登校を渋るアキちゃんに母が「保健室に行ってみれば良い」と言うと動き出したのです。
保健室にきたアキちゃんに「ここにいて良いんだから担任の先生にアキちゃんの考えを伝えておこう」と言うと「保健室にずっといるよ!もちろん勉強もするよ。やるもの教えてね」と書きました。私は内心書いてくれるか心配でしたがしっかりした字で書いてくれたので安心しました。
翌日は避難訓練。どうしたらよいのかと思いつつメモを渡してみました。【秘密だよ。明日の休み時間に避難訓練があるんだよ。私と一緒に避難していけばいいから。向こうに行ったら私と一緒にいるか、クラスの人達の中に入るか、どちらでもいいよ】。するとスッと【私と一緒に】の字を丸で囲みました。さらに教室に行かない時に保健室を選んだの?」と聞いてみると、①安心していられるから②教室に行かれるようになるまで居てもいい部屋だと思った③保健室にいれば無理やり連れていかれないと思ったから、と答えてくれました。
学校では話をしないアキちゃんだとみんなが思っていましたが、しっかりした考えを持っていました。アキちゃんがやりたいこと、やれることを私が応援することで確実に成長すると強く思いました。
母親は【他の学校では心配な子がいる時、先生たちが保健室にいってみてくださいと言うのにこの学校はなぜ言わないのでしょう。校長先生からは「泣いていてもそのうち教室で泣かなくなります」と言われた】とのことでした。3週間後の記録には、アキちゃんは私に注意されるほど元気になって騒げるようになりました。
学校生活でつまづいた時、自ら保健室登校を選んでもう一度自分づくりをしようとする力を子どもは持っているのだと実感しました。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆5月21日号
『保健室に行く、と決めたアキちゃん 思春期つながるよりそう(月1連載)』
小学2年生のアキちゃんとの出会いは、2学期半ばでした。保健室に母親と一緒に現れたアキちゃん。私はそれまでにアキちゃんの声を聞いたことがありませんでした。たまに話さなければならない時は、耳元でようやく聞こえる声で呟くのです。この日、泣いて登校を渋るアキちゃんに母が「保健室に行ってみれば良い」と言うと動き出したのです。
保健室にきたアキちゃんに「ここにいて良いんだから担任の先生にアキちゃんの考えを伝えておこう」と言うと「保健室にずっといるよ!もちろん勉強もするよ。やるもの教えてね」と書きました。私は内心書いてくれるか心配でしたがしっかりした字で書いてくれたので安心しました。
翌日は避難訓練。どうしたらよいのかと思いつつメモを渡してみました。【秘密だよ。明日の休み時間に避難訓練があるんだよ。私と一緒に避難していけばいいから。向こうに行ったら私と一緒にいるか、クラスの人達の中に入るか、どちらでもいいよ】。するとスッと【私と一緒に】の字を丸で囲みました。さらに教室に行かない時に保健室を選んだの?」と聞いてみると、①安心していられるから②教室に行かれるようになるまで居てもいい部屋だと思った③保健室にいれば無理やり連れていかれないと思ったから、と答えてくれました。
学校では話をしないアキちゃんだとみんなが思っていましたが、しっかりした考えを持っていました。アキちゃんがやりたいこと、やれることを私が応援することで確実に成長すると強く思いました。
母親は【他の学校では心配な子がいる時、先生たちが保健室にいってみてくださいと言うのにこの学校はなぜ言わないのでしょう。校長先生からは「泣いていてもそのうち教室で泣かなくなります」と言われた】とのことでした。3週間後の記録には、アキちゃんは私に注意されるほど元気になって騒げるようになりました。
学校生活でつまづいた時、自ら保健室登校を選んでもう一度自分づくりをしようとする力を子どもは持っているのだと実感しました。
2015年05月16日
コーラスハーモニー5月報告
爽やかな5月ですねぇ。そして、6月の地区合発まであと一ヶ月。今日入れてあと2回しかありません。
さあ、今日も歌うぞ~\(^o^)/
今の時期にぴったりな『茶摘み』の手遊びからスタート。
発声代わりに『十二の誕生日に』『通りゃんせ』
『汽車』『われは海の子』『竹田の子守唄』
『高原列車は行く』も歌いたかったんだけど、楽譜がなくてとりあえず断念。『高原列車は行く』なんて、若いあなたは知らないでしょ?と言われましたが存じておりますよ。レパートリーは広い方でございます。
さて、気分が盛り上がったところで、合発の歌。
『千の風になって』『戦争を知らない子供たち』
6分30秒って規定があるから、どこか削らなきゃいけないってことで、どちらも一番と三番にしたんだけど、二番歌いたいよな~(ToT)
『千の風になって』なんて一番と三番の違いは『眠って』か『死んで』の違いだけだもん。綺麗な情景があるのは2番なんだよう(´;ω;`)
そう訴えたら「詩人が物申しています」と聞いていただけました。『千の風になって』三番カット。
『戦争を知らない子供たち』も一番、三番だと、ただ明るい歌になってしまうので、ちょっとテンポアップで二番を突っ込む。
だって、この曲も、一番訴えたいのはたぶん二番だよ。
今回、楽譜無しの暗譜に挑戦することにしたので、みんなから「覚えられな~い」との悲鳴がo(T□T)o
自分が歌詞覚えるの得意だと思って、ハードル上げるな!と怒られないかドキドキ。
でもやっぱり、良い歌詞は歌いたいよ~(´;ω;`)
ってなわけで『戦争を知らない子供たち」は全曲歌う。楽しそうにタンバリンとか叩こうよとかアイディアが広がります。
さあ 暗譜 頑張ろ\(^o^)/
次回は6月13日2時から
東田校区市民館
いつでも見学大歓迎\(^o^)/
さあ、今日も歌うぞ~\(^o^)/
今の時期にぴったりな『茶摘み』の手遊びからスタート。
発声代わりに『十二の誕生日に』『通りゃんせ』
『汽車』『われは海の子』『竹田の子守唄』
『高原列車は行く』も歌いたかったんだけど、楽譜がなくてとりあえず断念。『高原列車は行く』なんて、若いあなたは知らないでしょ?と言われましたが存じておりますよ。レパートリーは広い方でございます。
さて、気分が盛り上がったところで、合発の歌。
『千の風になって』『戦争を知らない子供たち』
6分30秒って規定があるから、どこか削らなきゃいけないってことで、どちらも一番と三番にしたんだけど、二番歌いたいよな~(ToT)
『千の風になって』なんて一番と三番の違いは『眠って』か『死んで』の違いだけだもん。綺麗な情景があるのは2番なんだよう(´;ω;`)
そう訴えたら「詩人が物申しています」と聞いていただけました。『千の風になって』三番カット。
『戦争を知らない子供たち』も一番、三番だと、ただ明るい歌になってしまうので、ちょっとテンポアップで二番を突っ込む。
だって、この曲も、一番訴えたいのはたぶん二番だよ。
今回、楽譜無しの暗譜に挑戦することにしたので、みんなから「覚えられな~い」との悲鳴がo(T□T)o
自分が歌詞覚えるの得意だと思って、ハードル上げるな!と怒られないかドキドキ。
でもやっぱり、良い歌詞は歌いたいよ~(´;ω;`)
ってなわけで『戦争を知らない子供たち」は全曲歌う。楽しそうにタンバリンとか叩こうよとかアイディアが広がります。
さあ 暗譜 頑張ろ\(^o^)/
次回は6月13日2時から
東田校区市民館
いつでも見学大歓迎\(^o^)/
2015年05月11日
『作家松谷みよ子さんを偲んで 女性の視点とリアリズム 作家水谷章三さん』
さてゴールデンウィークが明けて、月曜日。みなさん順調に登校、出勤できましたか?我が家では息子が大泣き。4月からの緊張が疲れとなってふっと解けるゴールデンウィーク。乗り切るのはなかなか難しいですね。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆5月14日号
『作家松谷みよ子さんを偲んで 女性の視点とリアリズム 作家水谷章三さん』
『龍の子太郎』「いないいないばあ』…など、単行本だけでも500冊以上を世に出した作家の松谷みよ子さんが亡くなって(2月28日)2か月半。生前本紙にもたびたび執筆。イラク戦争時(03年)は、「いまこそ、平和憲法を」とコメントを寄せ。「女たちが起(た)ちあがらなくてはならないときです」と励ましました。「太郎座時代から50年以上のおつきあい」という作家の水谷章三さんに聞きました。
松谷みよ子さんと夫瀬川拓男氏が立ち上げた人形劇団「太郎座」に誘われたとき、ぼくはまだ20代半ばでした。
当時、松谷さんは、太郎座の近所のお母さんたちとも交流し、地域の子供会のメンバーでした。(瀬川)拓さんが子どもたちに絵を教える時のサポートもしていましたが、しっかりしていて明るい松谷さんは、お母さんたちから頼りにされる存在でした。
長女のたくみちゃんをおんぶして『龍の子太郎』を書いていたのもこのころです。
松谷さんがとりくんでいた各地の民話採訪にも同行させてもらいました。
山形のある姉妹のおばあちゃんの家に行ったとき、いろり端でひざをまじえて語りを聞くんですが、土地の生活の中から出てくる言葉についていくのは大変です。おばあちゃんの想いをなんとか共有しようと松谷さんは真剣でした。松谷さんは体が丈夫な方ではないですから、聞いているとくたびれて、つい…。そうしたら、語り手がまくらを二つ持ってきて2人でちょっと横になる。そしてまた続きを聞いて…。初対面でもそういう雰囲気を作ってしまう人でしたね。
聞かせてもらった話を作品にするんですが、松谷さんがとびぬけているのは、母親の目線です。母の目線で日々伝えられてきた昔話をとらえる。民話って、為政者伝えてきたのではなく、虐げられた貧しい人たち、民衆が伝えてきた話です。信濃の各地で取材した昔話を再創造した『龍の子太郎』も母の愛がベースになっていると思います。
民話で知られている作家ですが、ファンタジー『キママ・ハラヘッタというヒツジの話』も秀逸です。食いしん坊なヒツジが一匹とヒツジを愛するオバサンの、広大な自然の中で繰り広げられるおおらかなお話です。ファンタジーのなかに、現代の自然に対する人間の罪=悪さをとらえています。
松谷さんはファンタジー作家でもありますが、いわゆる扉を開けたら別の世界というのではなくて、土台にはリアリズムがある。「ファンタジーってリアリティーがなくてはだめなのよ」とよく言っていました。
『小さいモモちゃん』シリーズも松谷さんの日記から生まれたみたいなものだと思います。子育てのなかで、克明に日記をつけていたようです。日常生活がリアルにとらえられているから、読み手が共感するんでしょうね。いつも若い母親に向けて書いていた。母親が母親であるためには平和が原点でしょう。戦争とは真逆です。
平和をテーマにした作品も少なくありません。読んだ人がしみじみ平和って大事なんだと思えるような作品が多い。『二人のイーダ』も、原爆という大テーマへの入り口は。まず、椅子が動くって言うイメージだったといいます。『まちんと』はトマト、『ぼうさまになったカラス』はカラスが坊さまになってワーッと空を飛ぶ、そういう印象的なシーンを置くことで、物語は展開していったのでしょう。
松谷さんとその作品は国民的財産だと思いますね。
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆5月14日号
『作家松谷みよ子さんを偲んで 女性の視点とリアリズム 作家水谷章三さん』
『龍の子太郎』「いないいないばあ』…など、単行本だけでも500冊以上を世に出した作家の松谷みよ子さんが亡くなって(2月28日)2か月半。生前本紙にもたびたび執筆。イラク戦争時(03年)は、「いまこそ、平和憲法を」とコメントを寄せ。「女たちが起(た)ちあがらなくてはならないときです」と励ましました。「太郎座時代から50年以上のおつきあい」という作家の水谷章三さんに聞きました。
松谷みよ子さんと夫瀬川拓男氏が立ち上げた人形劇団「太郎座」に誘われたとき、ぼくはまだ20代半ばでした。
当時、松谷さんは、太郎座の近所のお母さんたちとも交流し、地域の子供会のメンバーでした。(瀬川)拓さんが子どもたちに絵を教える時のサポートもしていましたが、しっかりしていて明るい松谷さんは、お母さんたちから頼りにされる存在でした。
長女のたくみちゃんをおんぶして『龍の子太郎』を書いていたのもこのころです。
松谷さんがとりくんでいた各地の民話採訪にも同行させてもらいました。
山形のある姉妹のおばあちゃんの家に行ったとき、いろり端でひざをまじえて語りを聞くんですが、土地の生活の中から出てくる言葉についていくのは大変です。おばあちゃんの想いをなんとか共有しようと松谷さんは真剣でした。松谷さんは体が丈夫な方ではないですから、聞いているとくたびれて、つい…。そうしたら、語り手がまくらを二つ持ってきて2人でちょっと横になる。そしてまた続きを聞いて…。初対面でもそういう雰囲気を作ってしまう人でしたね。
聞かせてもらった話を作品にするんですが、松谷さんがとびぬけているのは、母親の目線です。母の目線で日々伝えられてきた昔話をとらえる。民話って、為政者伝えてきたのではなく、虐げられた貧しい人たち、民衆が伝えてきた話です。信濃の各地で取材した昔話を再創造した『龍の子太郎』も母の愛がベースになっていると思います。
民話で知られている作家ですが、ファンタジー『キママ・ハラヘッタというヒツジの話』も秀逸です。食いしん坊なヒツジが一匹とヒツジを愛するオバサンの、広大な自然の中で繰り広げられるおおらかなお話です。ファンタジーのなかに、現代の自然に対する人間の罪=悪さをとらえています。
松谷さんはファンタジー作家でもありますが、いわゆる扉を開けたら別の世界というのではなくて、土台にはリアリズムがある。「ファンタジーってリアリティーがなくてはだめなのよ」とよく言っていました。
『小さいモモちゃん』シリーズも松谷さんの日記から生まれたみたいなものだと思います。子育てのなかで、克明に日記をつけていたようです。日常生活がリアルにとらえられているから、読み手が共感するんでしょうね。いつも若い母親に向けて書いていた。母親が母親であるためには平和が原点でしょう。戦争とは真逆です。
平和をテーマにした作品も少なくありません。読んだ人がしみじみ平和って大事なんだと思えるような作品が多い。『二人のイーダ』も、原爆という大テーマへの入り口は。まず、椅子が動くって言うイメージだったといいます。『まちんと』はトマト、『ぼうさまになったカラス』はカラスが坊さまになってワーッと空を飛ぶ、そういう印象的なシーンを置くことで、物語は展開していったのでしょう。
松谷さんとその作品は国民的財産だと思いますね。
Posted by つむたい at
23:06
│Comments(0)