2017年05月22日

『生きにくさに寄り添う 思春期つながるよりそう(月1回連載)』

暑くなりました~。今週末運動会なのにこんなに暑くては死んでしまう。せめて曇ってくれないかな。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆5月25日号

『生きにくさに寄り添う 思春期つながるよりそう(月1回連載)』

 発達障害があるA君は中学生。その特性を理解されず、親からはみんなと同じようにできることを求められて育ってきました。人への暴力もひどく小学校の時には精神科に入院もしました。暴力的な父親の影響もあり、人を見下した態度が相手を怒らせてはトラブルになる。また、食事や生活リズムも乱れていて、朝4時まで起きているのが当たり前の生活でした。

 自分は友だちと比べて〝変だ”〝なんで同じようにできないんだ”と感じながらも、それを認めて寄り添ってもらえないまま思春期に入り、劣等感は強まるばかり。自分が受け入れられているかを確認したくて人に話しかけるけどかみ合わず、受け入れられなかったと感じて相手を罵倒してしまう…。

 特別支援級の担任とともに、教職員全体でA君の状況を共有し、三つのことを確認しました。A君が自分に振り回されるのではなく、自分自身で穏やかな生活を作っていけるように支援すること、A君を認める声がけをすること、A君が話しかけてきたときにはできるだけ受け入れ、無理な時にはその理由をきちんと伝えることです。

 また、A君のひどい睡眠不足がイライラを助長していると感じたので、A君と一緒に、寝た時間と気持ちの記録を付けました。よく眠れた翌日は穏やかに過ごせる日が多いことを視覚的に確認していきました。そして必要な時には処方されている薬も使おうと伝えました。

 A君は徐々に、落ち着かなくなると自分から「話を聞いてください」とか「お薬ください」と来室するようになり、安心感が広がっていくように感じられました。そしてトラブルはゼロではないけれど、穏やかな時間が増えていく心地よさを実感し、自信をつけていく様子が感じられました。

 障害を持った子どもの生きにくさにしっかり寄り添うことのできる環境と社会づくりが、今とても求められていると思います。


『新型コロナ 冬の感染対策』
『災害時に備える自宅のトイレ』
『国の「食料自給率」どう見るか』
『被爆者の記憶をもとに 高校生が描いた原爆の絵』
小組フェスタ 発表の部 3
小組フェスタ 発表の部 2
 『災害に対する心構え…減災の考え方 防災・そなえる考える〈新連載〉』 (2022-04-18 20:33)
 『うつ伏せ寝になるので心配 子育てQ&A(月1回)』 (2022-04-11 20:26)
 『給食は欠かすことのでき菜緒教育 給食でつくる笑顔と食の未来①』 (2022-04-04 20:30)
 『ストレスを感じたら?自分でできるこころのケア』 (2022-03-28 20:40)
 『それがなんなの? やる気あり美のLGBTですけど⁈(最終回)』 (2022-03-21 20:34)
 『夜泣きする小学4年生 子育てQ&A(月1回)』 (2022-03-14 20:37)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。