2020年11月30日

『新型コロナ 冬の感染対策』

さあ、11月も終わり、いつの間にか今年も残すところ1カ月。なんだか忙しいなあ。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆12月3日号

『新型コロナ 冬の感染対策』
『新型コロナ 冬の感染対策』


 新型コロナウィルス感染者が過去最多の日が続いています。気温や湿度が下がり、感染リスクが高まる冬場、感染防止のポイントはどんなことでしょう。

 冬は気温が下がるため、窓を開けるのがむつかしくなったり、水の冷たさから手洗いがおっくうになりがちです。

 政府の新型コロナウィルス対策の分科会では、寒い場所での感染防止策のポイントを示しています。マスク着用やいわゆる「3密」を避けることはかわりません。

 寒い環境でも換気扇などの機械設備で常に換気し、設備がなければ窓を少し開けるよう呼び掛けています。また、加湿器使用や洗濯物の室内干し、小まめな拭き掃除などの工夫を通じ、換気とともに加湿の大切さも重視されています。

 効果的な寒気は、風が吹き込む窓と、対角線上にある窓を開けて空気の出口と入り口を作ります。窓の距離が離れているほど効果的です。窓が1カ所しかない場合は、ドアや廊下などの窓も開け、空気の通り道を確保しましょう。暖房をつけたまま、窓を開けます。

 北京大学のグループは3月下旬までの166カ国のデータを基に、感染者と気象条件を調べました。平均すると、気温が一度上がれば感染者は3.08%減り、湿度が1%上がれば0.85%減ったということです。

 予防対策のポイントとして、部屋の湿度は18度以上を目安にしています。

 窓を開けると湿度が下がります。一般的に湿度が下がると、のどの粘膜の働きが弱くなります。換気と同時に湿度も40%以上を目安にし、加湿器を使ったり、洗濯物の部屋干しなどを勧めています。

 冬場の乾燥により、咳や会話で発する飛沫が空気中に長く漂う恐れがあります。会話をする時は、なるべくマスクを着用しましょう。

 東京大学医科学研究所による実験で、新型コロナウィルスの空気伝播に対するマスクの防御効果が明らかになっています。

 感染者がマスクをせず、非感染者がマスクをした場合のウイルスの吸い込み量は、マスクなしと比べ、布マスクで60~80%、高機能マスクN95
を正しく装着すると10~20%まで抑えられました。反対に感染者がマスクをすると、非感染者のウイルス吸い込み量が大きく低下しています。さらに双方がマスクをすることで吸い込み量は相乗的に減りました。研究グループは「マスクにはウイルスの吸い込みを抑える働きより、対面する人への暴露量を減らす効果が高い」としています。

 忘年会などの飲食を伴う会食では、飲食の影響で気分が高揚すると注意力が低下し、大きな声になりやすくなります。特に狭い空間に長時間、大人数での集まりは感染リスクが高くなります。参加者同士は、正面や真横はなるべく避け,ななめ向かいに座るようにしましょう。


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