2016年07月05日

『大人の責任を果たせなかった』

今日は学校行けない娘のスクールカウンセリングでしんぶん仕分けはほとんど手伝えませんでした。

『大人の責任を果たせなかった 琉球新法政治部長 島洋子』 

 胸苦しさが取れない。考えると涙がにじむ。米軍属による女性暴行殺人事件のことである。4月28日午後8時頃、婚約者に「ウォーキングしてくる」とラインでメッセージを送った後、20歳の女性が行方不明になった。

 3週間後、元海兵隊員の米軍属の男が逮捕され、供述通り山中から遺体が見つかった。供述によると容疑者の男は女性を物色して2,3時間車を走らせた。全く面識のない女性を背後から棒で殴り、草むらに連れ込んで強姦しようとし、刃物で刺して殺害した。凶器や遺体を運んだスーツケースもあらかじめ準備していたとみられる。

 暴力で自分より自分よりも弱い存在の女性を意のままにしようとし、最後は殺し捨てる。それは性欲などではなく、ゆがんだ支配欲の行きつく先だ。

 男をこれだけ残忍な凶行に走らせたものは何だったのか。軍隊という場で学んだ暴力が全く無縁だったとは思えない。それは」沖縄で暮らしてきたからこその皮膚感覚だ。

 沖縄戦終結後、米兵が近づくと集落に鐘が響き、女たちは逃げ隠れた。「見つかれば襲われる」からだ。

 1955年にはわずか6歳の女の子が米兵に拉致、乱暴され殺された。基地内のごみ捨て場に捨てられた遺体は苦痛に顔をゆがめて歯を食いしばり、ぎゅっと結んだ小さな手には雑草が握られていた。

 60年代半ばからはベトナム帰還兵による強姦やホステス殺しが頻発する。戦場の極限状態を経験した人間が暴力を向ける先が沖縄の女性だった。

 日本復帰後も事件は続いた。そして95年、3米兵による少女乱暴事件が起きた。

 私たちは21年前、二度と事件を起こしてはならないと誓った。軍隊と住人があまりにも近すぎるこの島。事件をなくすには基地をなくさないといけない。そう心に刻み、仕事をしてきたつもりだった。それにもかかわらず、成人式を終えたばかりの若い命を守れなかった。無力感と悲しみから抜け出せない。私は大人としての責任を果せなかった。


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