2014年06月30日

『どうしたらできる?女性が生きやすい社会』

雨はあまり降らないのに、暑くてジトッとしています。先週は二人の子が交代で熱を出して大変でした(-"-;)

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆7月3日号

『声をあげよう 私たちの命と自由のために』若者憲法集会 6・22 東京

新婦人 担当分科会『どうしたらできる?女性が生きやすい社会』

分科会は、長尾詩子弁護士(南部法律事務所)を憲法アドバイザーに迎え、3人の女性たちの特別報告からスタート。会場は95人の参加者で熱気いっぱいです。

最初の報告は、Aさん(埼玉・さいたま市)。昨年、認可保育所に申し込んで不承諾となり、それをきっかけに待機児の親たちで集まり、不服審査請求をしています、にもかかわらず、今年4月は待機児が増加し、入れなかった子どもは2155人に!来年度から導入される“規制緩和”の新制度の危険性を自身の経験と重ね告発しました。

「私は当時1歳7ヶ月だった娘を認可外保育園の昼寝中に保育事故で亡くしました。保育中の死亡事故は、低年齢児が圧倒的に多く、認可外で右肩上がりで増えています。認可保育所を増やしてほしいのは、何よりも安心して子どもを預けたいからです。子どもの命が守られる環境があって、たくさんの友だちや信頼できる大人たちに囲まれて、元気に育ってほしいのです。さいたま市では認可園に申し込んだ人は5000人を超えています。母親たちは『預けられればどこでもいい』なんて思っていません。そう言わせてるのは手をつくさない行政の責任です」

Cさん(東京・板橋区)は、病院で働きながら2人の男の子の子育て真っ最中です。

「実家が遠方のため、親には頼れず、夫と協力して仕事と育児に奮闘しています。夫の出張が多く、そんな時に子どもが熱を出したり、私が体調を崩したりすると、本当につらい。でも、私の職場には新婦人の班があり、昨秋から“子育て交流会”を始めました。あらゆる年代のママが集まり、職場復帰に向けた具体的なアドバイスや悩みを聞くことができて、視野が広がり、気持ちがとても楽になりました。先輩たちから『大丈夫よ〜』って言われたら、本当に大丈夫な気がしてくるから不思議なんです(笑)。身近な先輩たちにぜひ声をかけてみてください。みんな力になってくれると思います」

Hさん(神奈川在住)の発言は、高すぎる学費、低賃金、健康…など、若者たちの現状をリアルに報告。

「私は、親に負担をかけないために奨学金を借り、学費以外の生活費は自分で稼ごうとバイトに明け暮れていました。卒業後は、社会人学生となり、二つのアルバイトと就活を並行させながら資格を取りました。

そのころから一人暮らしを始めましたが、時給900円前後では週6日8時間以上働いても10万円。ダブルワークを深夜までやってなんとか20万円。それくらいしなければ奨学金の返済をしながらの生活はできません。

フリーター生活では学生と同じような就職活動はできず、一度貧困に陥ると抜け出すのが難しいことを実感しました。アルバイトは週の半分は時給の高い深夜に。生活リズムは狂い、生理不順と貧血が続き、家に帰ると起き上がれない…。それでもバイトを休むという考えは浮かびませんでした。食費の節約で、もやしとパンの耳を食べる日も…。漠然とした不安が募り、将来のこと、結婚のことなどまったく考えられませんでした。

その後、東京の法律事務所で念願の正規職員になり、体調も良くなりました。今はスタートラインに立ったところです。結婚も考えていますが、2人とも奨学金の返済が40歳まで続きます。借金を背負ったままの結婚生活を考えるとプレッシャーが大きいです。給付制奨学金の制度を作ることや最低賃金をあげることが必要です」

◇会場からも、次つぎ

 「結婚して2年。子どもをほしいと思う半面、仕事をしてキャリアや経験を社会に生かしていくこととの両立に不安を感じている。パートナーの了承が最初のハードル、次に保育園の問題というハードルが」(30代女性)

「今年10月に職場復帰する予定だったが、認可も認可外も入所できず、復職を伸ばした。横浜市は待機児童はゼロといわれていたので正直この状況に驚きました。でも、1人で問題を抱えず、集まって仲間をつくり、問題を解決していく、そこで憲法を生かすということに共感」(20代女性)

「昨年結婚し、妻は来月出産。待機児がリアルな問題に。2人で働かなければ飢え死にしそうな状況…。憲法を文面だけにしないで社会を変えていきたい」(滋賀・男性)

「結婚・出産もと思うが、自分や友だちの中では“結婚できるのは理想”“できたらすごい”という感じ。教員をめざし子どもたちの将来に責任をもつためにも、自分たちが希望をもって生きられる社会をつくりたい」(青森・大学生)

「子どもが0歳のとき、認可保育園に入れず、区は1000人以上の待機児、それでも増設計画はゼロ。それに怒りを感じたママ友で増設を求める運動をはじめて3年です。新制度は豊かな保育を切り崩すことが、区との懇談でも明らかに。今日は交流でき励まされた」(東京・女性)

長尾詩子弁護士からは、小学2年の男の子を育てながらの活動など自己紹介と合わせ、憲法の“力”を解説。JALの不当解雇などを担当するなかで、「女性たちが結婚退職制度や昇格差別の撤回など、権利の獲得のためにたたかってきたことを学んだ」と。「競争教育の中で、友だちといっしょに何かをする経験も少なくなり、職場でも正規・非正規など、なかなか団結できないこともたくさんあるがそれを乗り越えて、要求を大事にして、集まって、話して、悩んで、がんばっていける仲間をつくることが大事だと思う」とメッセージを送った。


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