2013年09月23日

『防災ワンポイント 日ごろたべているものを使いまわし、備蓄へ』

今日も三連休。9月多いですねf^_^;月曜は新聞仕分けの日なので、子どもがいると困るんだけどな

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ9月26日号

『防災ワンポイント 日ごろたべているものを使いまわし、備蓄へ』
ハウジングケースワーカー 山下千佳さん

今年5月、政府は南海トラフで想定される巨大地震対策として、食料などの家庭用備蓄は1週間以上確保するように発表しました。家庭でできる「使いまわし備蓄」の仕方をハウジングケースワーカー 山下千佳さんに教えてもらいました。

非常食として特別なものを買いそろえるのではなく、日常食べているものが非常食にもならないかを考えてみましょう。食べながら備える「ローリングストック法」を実践してみましょう。

常温で保存期間が長く、調理に手間がかからない。おいしく(自分の好みに合う)栄養もあり、消化が良い、軽量で個別包装がされているなどが大切です。また、家族の年齢層にあわせたものを備蓄します。ペットのいる家庭では、ペットフードなども考慮します。

また取り出しやすい場所に収納し、使いやすいことがポイントです。補充する時は奥から新しいものを入れます。

飲料水は1人1日3リットルが目安です。万一に備えて、川や池の水、雨水や風呂の残り湯などをフィルターでろ過して、飲料水にする浄水器があると安心です。容器に水を入れて絞り出すボトル型、コンパクトなストロー式、大量の水をろ過するドリップ式などが市販されています。

電気・ガス・水道が完全に止まり調理ができないときに食べられるもの、復旧状況に応じて少し手を加えて食べられるものなど、非常食を段階的に揃える工夫もしましょう。

〈被災直後〉
発熱剤(モーリアンヒートバック)を加熱袋に入れ、密封した食品を置いて、水を注ぐと15分〜20分で温まる商品を活用するのもよいでしょう。蒸しタオルもでき、便利です。発熱セットがついた食品も販売されています。

〈被災2〜3日後〉
少し状況が落ち着いたとき卓上コンロなどを使用できると食事の種類が増えます。カセットボンベの消費期限は中身ではなく缶の耐久性で定まります。保存は、直射日光や湿気を避け、ボンベを腐食させたり変形させたりしない場所に置きます。

災害時はごみの収集にはかなり時間がかかりますのでごちが極力出ないものを選びます。生ごみに、すぐに酢をかけることで消臭効果があります。

災害から命が助かる、逃げ出さなくても良い住まいとまちをつくることで、備蓄していたものは役立ちます。備蓄品は分散して置き、家族のものを一つにしないようにすることで、想定以上の災害規模でも対応できる幅が広がります。

懐中電灯、医薬品などの備蓄品や持ち出し品は、「防災の日」を設けて定期的に見直しましょう。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「ローリングストック法」の実践方法
(家庭内流通備蓄、循環備蓄法=食べながら備える)

1.ストック食材を多めに買う

2.古いものから順に使い、半分になったら補充する

3.常にストック食材がある状態を保ちながら循環させる

4.賞味期限切れの無駄をなくす

1ヶ月に1回程度の頻度で1食分を定期的に食べる。食べたら1食分を買い足して補充する。

〇日ごろから常備して使いたい食品

パン缶、ツナ缶、カンパン、缶入りクッキー、レトルト食品など


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