2021年08月02日

『沖縄遺族の手記 土砂に混ざる遺骨は誰のもの』

さあ、いつのまにか8月。夏だけじゃないのですが、やはり夏になるとヒロシマ・ナガサキの原爆の日、終戦の日…と平和のことを考える機会が多くなりますね。豊橋支部では平和の絵本の読み聞かせを考えている班があります。語り継いでいきたいですね。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆8月7日号

『沖縄遺族の手記 土砂に混ざる遺骨は誰のもの』

 日本政府は、名護市辺野古の新基地建設の埋め立て工事に、アジア太平洋戦争末期の沖縄戦で激戦地となった本島南部の土砂使用を強行しています。沖縄戦の遺族で、祖父の遺骨を探し続ける木村幸子さん(仮名・神奈川県)の手記を紹介します。

 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんが何か声を上げている!あり得ない内容に驚きました。それからは自分も祖父と「海に溺れるのか」と息が苦しくなったり、ガマ(沖縄戦で非難に使われた洞窟)にいる夢で目が覚めたりします。

 曽祖父は祖父の最期の地を「南部」と書き残してくれました。戦後、親族を連れ大勢で沖縄を訪れたそうです。死ぬために生まれたのではない。曽祖父母の思いを知り、彼(祖父)の身に何が起きたのか、軍歴~入営から戦死まで~を調べ、関わった地を訪れ、沖縄の住民の皆さんが残してくださった手記を拝読したり、2年半の準備を終え、沖縄へ行きました。

 沖縄本島南部は、第二次世界大戦の終結地です。米軍の無差別攻撃と、日本軍の誤った決断により、兵隊の何倍も多くの住民が犠牲となりました。

 具志堅さんは、遺骨土使用の断念を求める記者会見で「国が各家庭から父親や息子を招集し、戦地沖縄へ送って戦死させ、その遺骨を還していない。今度は埋め立てに使おうとは、国民、遺族、戦没者に対する裏切りだ」と訴えました。

 明治生まれの巣祖母は、成人まで育て上げた大事な一人息子を戦争に差し出さなければばらなかった上、愛息が見知らぬ地でどう果てたのか不明のまま、生涯苦悩を胸に秘め生き抜きました。

 沖縄の戦没者遺骨収集はガマフヤー始め、ボランティアに支えられてきましたが、鑑定で故郷に帰れる時代になりました。遺族の悲願はテクノロジーによって救済されてゆくでしょう。

 国はもう戦没者に甘えないでほしい。祖父は土砂になるために死んだのではありません。戦没者の尊厳に配慮し、戦没地沖縄の情報メディアが等しく本土に入るよう切望します。知らなければ何でもやって良いように映ります。

 今の軍事合同訓練(台湾有事想定等)は当時の軍の暴走と重なります。

 「尊厳」とは、人間が生まれながらにして備えられた不可侵の権利。

 これは遠い場所の話でも、昔の話でもなく、今を生きる私たち自身の生活につながっている話です。沖縄本土隔てなくお伝えしてゆければと思います。

全国の地方議会から意見書を
 沖縄県議会、県内市町村議会は次々と遺骨を含む土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書を可決。奈良県議会、金沢市議会、小金井市議会などでも可決が広がっている。沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」は7月20日、全国1743の都道府県議会と市町村議会に要請文を送付。全国から国へ声を上げることを呼びかけた。


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