2019年12月09日

『保育園が突然閉鎖⁉ どうなる子どもたち 原田仁希のはたらくコラム』

お楽しみ会&バザーが終りました。やっと一段落かな。今日の反省会出られなかったけど、どんな話がでたかな?気になるなあ。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆12月12日号

『保育園が突然閉鎖⁉ どうなる子どもたち 原田仁希のはたらくコラム』

 東京・世田谷区の認可外保育園で経営者から突然の閉鎖が告げられたという。この保育園では保育士の配置基準や子どもの定員数が守られず、保育士への給料未払いや劣悪な保育環境の問題が発生していた。

 保育士たちは抗議を続けてきたが、改善されなかったことから、介護・保育ユニオンという労働組合に加入し、団体交渉を申し入れたそうだ。しかしその直後に「倒産手続きを行う」として当日をもっての閉園が通知された。保育士たちも保護者達も大パニックである。明日から子どもたちをどこに預ければ良いのか。

 実はこのような保育園の突然の閉園は各地で起きているそうだ。その背景には近年急速に進んでいる保育の民営化がある。新規参入の企業が利益重視の経営を行うため、保育士の給料は切り詰められ、保育の質は悪くなり、その結果経営が立ちゆかなくなれば無責任に閉鎖してしまうのだ。

 保育士たちの労働条件は本当に劣悪だ。最低賃金レベルの給料で、人員不足の中、過密な労働を強いられ、持ち帰り残業なども発生する有様だ。青年ユニオンにもよく相談が寄せられるが、ある相談者は「子どもが好きで保育士になったが、深夜におよぶ勤務が続く中。だんだんと子どもが好きでなくなった」と言っていた。そして、保育士を辞めてしまった。

 保育を取り巻く現状が酷くなっている一方、実は、今回の世田谷の保育園での閉鎖事件は新たな希望をもたらす事例となるかもしれない。経営者は閉鎖を宣言したものの、保育士たちが「自主管理」を決意し、現在、保育園を保育士の労働者だけで運営しているというのだ。保育士たちは労働組合の権利と力を使い、職場を占拠し、行き場のない子どもたちの保育を続けている。保護者達も涙ながらに保育士たちに感謝しているという。

 しかし、お金も人でも足りない中、自主管理は困難を極めることは想像に難くない。介護・保育ユニオンは資金確保のために寄付を呼びかけている。民営化が進む中、荒廃しつつある日本の保育だが、労働組合だけではなく、社会全体で子どもたちの未来を守らなくてはならないだろう。保育士たちの「自主管理」が次の希望につながってほしい。


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