2019年03月18日

『家事は立派な仕事 思春期つながるよりそう(最終回)』

3月もあっという間に過ぎ、もう春休みが目前に迫っています。来年度どうなるんだろ…。親の不安は子どもに伝わるから気に病んでも仕方ないと思っても、いろいろ頭が痛い。『思春期つながるよりそう』新婦人しんぶんのなかでも毎月楽しみにしていたのに(最終回)の文字が。3月はいろいろ寂しい季節です。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆3月21日号

『家事は立派な仕事 思春期つながるよりそう(最終回)』

 高校を卒業して、就職したAさんが相談に来ました。保健室が身近にないからでしょうか〝川中島の保健室”は、卒業後の若者もたくさん利用しています。

 彼女は統合失調症と診断され、薬をもらいながら1週間に1回3時間の仕事ができるようになりました。そのペースが現在何とか外に出て働ける状態です。給料の総額がわずかなため、父親から「もっと働くように」と言われ、「もう少し働きたいが外に出るのは不安」と言います。

 家の中での様子を聞くと、母親が亡くなり、家にいる彼女が家事を一人でしていました。炊事、洗濯、買い物、祖父母の世話やデイケアの送り迎えをしているとのこと。私は、「それも仕事だよ。これらの時間を全部記録してごらん。全部合計して仕事の給料として計算すると、これだけ仕事をしていると自覚できる。あなたは1週間に3時間働いているだけではなく、もっと仕事をしているよ。家事も立派な仕事だから」と話しました。彼女の顔に笑みが浮かびました。

 再び彼女が保健室に来たとき、彼女は父親に「家事をするから、お金をもらえたら嬉しい」と話し、「そんなことできるわけないだろう。何言ってんだ!」と頭ごなしに怒られたと教えてくれました。また「金額の問題じゃないの。父に舵にも価値を見出してもらって、『私は家の中で役立っている』『ありがとう』と言ってもらいたかった」とも。

 家事は女性がすることは当たり前、外に出て給料をもらう事だけが仕事という考えは、今も根強くかていのなかにはびこっています。家事は女性の仕事というジェンダー規範も見直したいものです。

 〝川中島の保健室”は、子どもたちにとって卒業後も、家族以外の人の意見が聞けて助言がもらえる「よりどころ」になっているのではないでしょうか。どこの地域にもこういった保健室があるといいなと思います。


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