2018年10月29日

『新婦人の運動で国を動かした エアコン設置の特例交付金新設』

昨日の稲刈りの筋肉痛があちらこちらにひびき…「あれ?稲刈りってやったことなかった?あれはきついんだよねー」と経験者は語る。うん、もう少し早く知りたかったな…今日は疲れたので、短めの記事で。

今週の新婦人新聞☆勝手にピックアップ☆11月1日号

『新婦人の運動で国を動かした エアコン設置の特例交付金新設』

 今年は全国で連日35度を超える記録的な酷暑となり、熱中症で体調を崩す子どもが続出、命を落とす痛ましい事故まで起きました。

 新婦人は、7月19日に文部科学省にエアコン設置を求め緊急要請、26日には文科副大臣と直接交渉。10月10日の「秋の行動」中央総行動では13都道府県35人がかけつけ、3度目の交渉を行いました。交渉では若い世代の会員が、「子どもたちは顔を真っ赤にして登校」「水道水を『命の水』と呼んでいる」「給食の喫食率が下がった」など、学校での過酷な状況を告発し、要請しました。

 こうした行動が、ついに国を動かしたのです。今回の補正予算案で「ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金」が新設され、エアコンに822億円、ブロック塀撤去・改修に259億円が計上されました。これは、公立小・中学校の普通教室すべてに設置できる規模の費用で、体育館や特別教室も対象になります。エアコン設置の自治体負担も、3分の2から4分の1(26,7%)に軽減。補助下限(400万円)の適用範囲を「学校単位」から「市町村単位」に緩和し、ブロック塀やエアコンの小規模工事でも使用しやすいように改善されます。

 各地の新婦人(30府県140支部)はこの夏、保護者や子どもたちの声を集め、自治体、教育委員会へ要請し、署名を集め、議会へ直接働きかけてきました。今回の前進を確信にし、引き続き、来年6月までの設置をめざし、自治体へ「特例交付金」の国への申請、設置の決断を求めていきましょう。  


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