2012年03月19日
『中学校 武道必修化』なぜいま?安全面は大丈夫?
新聞の仕分けをしていて、目に飛び込め『中学校 武道必修化』
超運動オンチの私としては、中学生じゃなくて良かった〜(-"-;)
柔道っ投げられても受け身なんて無理だからさ(T_T)
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆3月22日号
『中学校 武道必修化』なぜいま?安全面は大丈夫?
4月からの中学校武道必修化を前に「礼儀も身につくし、いいことなのでは」「道場に通っている娘が学校でもできると張り切っている」などの声もある一方、「環境がととのっているのか不安」「必修化なんて知らなかった」という声も…。なぜ、いま「武道必修化」?
08年の学習指導要領「改訂」により、今年4月から体育の授業で「武道(柔道、剣道、相撲の中から学校または教育委員会が決める)」が「ダンス」とともに必修化されます。
3月15日発表の文化省調査によると、三種目のうち「柔道」が国公立中学校の64.1%となり、「さらなる研修の充実を望んでいる」指導教諭も53.6%となっています(940校を対象に複数回答)。
元高校教師の石井さんは「生徒に選択権がないのも問題」と言います。「教員採用数を削って非常勤教諭を増やすなど、現在の部活さえ満足に対応できないなか、教諭免許にない柔道指導を短期間の講習で即応することは無謀です」と心配します。
09年度から柔道を必修化した神奈川ね中学校教師田中さん(仮名)は「生徒たちには技ができる楽しさや達成感を味わってほしい。そのためにも安全面では特に気を配っています。受け身がしっかりできればけがをしにくいと繰り返し指導しています」
「学校災害から子どもを守る全国連絡会」の事務局長、木村さんは「柔道が悪いわけではありません。条件整備ができるまでは必修化は見送るべきです」と。同事務局の猪狩さんは、「柔道人口が日本の3倍60万人といわれるフランスでは、指導に国家資格が必要で、安全への考えが徹底されています。日本でもきちんとした対応が必要」と話します。
「安全面での心配が一番大きいけど、お金も大変」中学校に入学してすぐ、制服やカバン、体操着など入学準備に約10万円かかった直後、柔道着代5000円の集金がありました。
文化省は10年度から就学援助費の改定をおこない、柔道着や剣道などの項目を加えましたが未実施の自治体も多く、石川県加賀市では新婦人会員である市議会議員が教育委員会に申し入れました。
新婦人倉敷支部では、「中学校・高校ではこの28年間に114人が死亡」とのテレビ報道から勉強会を開き、見直しを求める要望書を提出しました。
文化省は武道場新設を促進するため、必修化が決まった08年から、新設を実施する自治体への助成金を一カ所あたり3分1から2分1に引き上げました。また、「安全管理のための指導の手引き」を作成してすべての中学校に配布、都道府県の教育委員会主催の体育教師を対象とした研修、指導者確保のための予算も組んでいます。それでも公立中学校の武道場整備率は、08年5月1日現在47.2%から49.5%(11年同日)とわずか2ポイント上がっただけ、北海道、和歌山県、愛知県では20%前後にとどまっています(文化省調査)。
保護者の不安の声や運動がひろがるなか、文化省は3月9日になって「指導体制や事故発生時の対応、武道場の安全などを点検し、準備が整うまでは柔道の授業を始めないように」と都道府県や教育委員会に通知しました。
中央本部は3月15日、平野博文文部科学大臣あてに、「子どもたちの安全が保障されないままでの『武道必修化』はやめて下さい ただちに見直しを求めます」と要請しました。
超運動オンチの私としては、中学生じゃなくて良かった〜(-"-;)
柔道っ投げられても受け身なんて無理だからさ(T_T)
今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆3月22日号
『中学校 武道必修化』なぜいま?安全面は大丈夫?
4月からの中学校武道必修化を前に「礼儀も身につくし、いいことなのでは」「道場に通っている娘が学校でもできると張り切っている」などの声もある一方、「環境がととのっているのか不安」「必修化なんて知らなかった」という声も…。なぜ、いま「武道必修化」?
08年の学習指導要領「改訂」により、今年4月から体育の授業で「武道(柔道、剣道、相撲の中から学校または教育委員会が決める)」が「ダンス」とともに必修化されます。
3月15日発表の文化省調査によると、三種目のうち「柔道」が国公立中学校の64.1%となり、「さらなる研修の充実を望んでいる」指導教諭も53.6%となっています(940校を対象に複数回答)。
元高校教師の石井さんは「生徒に選択権がないのも問題」と言います。「教員採用数を削って非常勤教諭を増やすなど、現在の部活さえ満足に対応できないなか、教諭免許にない柔道指導を短期間の講習で即応することは無謀です」と心配します。
09年度から柔道を必修化した神奈川ね中学校教師田中さん(仮名)は「生徒たちには技ができる楽しさや達成感を味わってほしい。そのためにも安全面では特に気を配っています。受け身がしっかりできればけがをしにくいと繰り返し指導しています」
「学校災害から子どもを守る全国連絡会」の事務局長、木村さんは「柔道が悪いわけではありません。条件整備ができるまでは必修化は見送るべきです」と。同事務局の猪狩さんは、「柔道人口が日本の3倍60万人といわれるフランスでは、指導に国家資格が必要で、安全への考えが徹底されています。日本でもきちんとした対応が必要」と話します。
「安全面での心配が一番大きいけど、お金も大変」中学校に入学してすぐ、制服やカバン、体操着など入学準備に約10万円かかった直後、柔道着代5000円の集金がありました。
文化省は10年度から就学援助費の改定をおこない、柔道着や剣道などの項目を加えましたが未実施の自治体も多く、石川県加賀市では新婦人会員である市議会議員が教育委員会に申し入れました。
新婦人倉敷支部では、「中学校・高校ではこの28年間に114人が死亡」とのテレビ報道から勉強会を開き、見直しを求める要望書を提出しました。
文化省は武道場新設を促進するため、必修化が決まった08年から、新設を実施する自治体への助成金を一カ所あたり3分1から2分1に引き上げました。また、「安全管理のための指導の手引き」を作成してすべての中学校に配布、都道府県の教育委員会主催の体育教師を対象とした研修、指導者確保のための予算も組んでいます。それでも公立中学校の武道場整備率は、08年5月1日現在47.2%から49.5%(11年同日)とわずか2ポイント上がっただけ、北海道、和歌山県、愛知県では20%前後にとどまっています(文化省調査)。
保護者の不安の声や運動がひろがるなか、文化省は3月9日になって「指導体制や事故発生時の対応、武道場の安全などを点検し、準備が整うまでは柔道の授業を始めないように」と都道府県や教育委員会に通知しました。
中央本部は3月15日、平野博文文部科学大臣あてに、「子どもたちの安全が保障されないままでの『武道必修化』はやめて下さい ただちに見直しを求めます」と要請しました。