2019年10月07日

『何回も使える!プラごみ削減でエコ”みつろうラップ“』

何回も繰り返し使えるみつろうラップ。10月17日(水)10時から岩田校区市民館で、新婦人豊橋支部太陽班はみつろうラップ体験会を企画しています。そんな時、新婦人しんぶんの1面がみつろうラップの記事なんてまさにタイムリー。体験会に参加したい方はお返事ください。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆10月10日号

『何回も使える!プラごみ削減でエコ”みつろうラップ“』

 プラスチックごみや温室効果ガスの削減が世界的な課題になるなか、身近なところから減らしたい、とさまざまな取り組みが始まっています。生活用品を天然素材のものにかえる人が増えています。そこで注目されるのが、みつろうラップで、店舗販売が少なく、手作りする人も。長野・上田支部から寄せられた「作り方」とラップの使い方を紹介します。

≪みつろうラップの作り方≫
材料
・薄手のコットン時生地(25×25)※新品は水洗いし、乾かしてアイロンをかける。
・粒状のみつろう約10g(ハンドメイドコスメ用ビーズワックス。においが気になる人は脱臭みつろうに。通販で入手)
※布10×10にみつろう約3gが目安。

道具
クッキングシート(布より大きいサイズ2枚)、新聞紙4~5枚、アイロン、アイロン台

作り方
①アイロン台が汚れないように新聞紙を敷き、その上にクッキングシートを敷いて、布を置く。※布は表裏どちらが上でもよい。
②布の上にみつろうを均等に置く。布の端に置くと、布の外に溶けだすことがあるので注意。
③②の上にクッキングシートを重ね、低温(80~120度)のアイロンで、布全体にみつろうが染み込むように溶かしながら伸ばす。
④みつろうが十分に溶けて布に浸透したら、上のクッキングシートをはずして完成。

≪慣れれば優しい使い心地≫
 食材を包む、野菜の切り口を覆う、容器にふたをしたり、水洗いすれば繰り返し使える。

〈特徴〉
 程よい通気性があり、抗菌作用があるため、野菜や果物は鮮度を長く保てる。

〈使い方〉
 ボウルやカップの上にかぶせて手で温めながら折り込むと、ラップが柔らかくなり、ぴったりと包むことができる。
●使用後は、サッと水洗いして乾かせばOK(コーティングが溶けるのでお湯は使わない)。約半年から1年間、繰り返し使える。
●かんきつ類、生鮮肉・魚類、油っぽい食品の使用は控える。
●熱い食器や食品は冷ましてから使う。電子レンジでの使用はしない。冷凍にも不向き。

☆使い始めて3カ月。加熱、冷凍用には使えないけど、それ以外はけっこう使えます。食べかけの料理の器にかぶせたり、余った食材を包んだり、みつろうラップにしてから、使い捨てラップのごみがぐんと減りました。     (東京・K)


☆手作りしました  (長野・上田市部)
 「毎日のように使う使い捨てラップをなんとかしたい」、そう思っていたところに。新婦人しんぶんで「みつろうラップ」が紹介されました。どうしたら購入できるのか悩みましたが、手作りできることがわかり、さっそく月1回の「事務所カフェ}でつくってみました。

 布は着なくなったワンピースや手元にある手芸用の布を利用して、10分程度で、かわいいラップができました。使ってみると、気温の高い日は少しべたつきが気になりますが、手になじんで、形がつくりやすいと実感しました。

 支部は上田市が毎年10月に開く「環境フェア」の実行委員会に参加。今年のテーマを「脱プラスチックをめざして」として、このみつろうラップを紹介します。
  


Posted by つむたい at 20:41Comments(0)