2014年12月09日

『子どもが心をひらくとき 思春期つながるよりそう(月一連載)』

 今日は月曜日、新聞仕分けの相方に「若殿は今日も泣いたの?」

ええ…泣きましたよ。だって今日は月曜日ですから。

新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆2014年12月11日号

『子どもが心をひらくとき 思春期つながるよりそう(月一連載)』

 「集団が怖い」「クラスがダメ」と言って、ある日お母さんと保健室に来たのは、小学校5年生のMさんでした。集団の中にいることの違和感や教室という空間は「押し込まれる」といった気持ちを小さい頃から持っており、そのことで3年生の時に保健室登校をしていたと話してくれました。

 Mさんとのかかわりからわかったことは、困っていることがあっても周りや大好きな母親にもうまく伝えられなかったこと、また性格的には頑固で完璧主義的なとこれがあり、冷静に見えるが白けているとも思われる雰囲気も持っていて、そうしたことが噛み合って教室でも心を開けず保健室登校へ向かわせたのではないかと思いました。

 この日から、Mさんと私の保健室での生活が始まりました。全校集会前に「後ろで聞こうよ」と体育館へ連れ出そうとしますが、突然動かなくなってしまったり、保健室前の廊下を通る数人の声がするとスッとベッドの方へ隠れてしまったり、休み時間は衝立で仕切ったスペースに居ました。こんなに人や集団に対する苦しみがあったのかと思いました。Mさんがどうさたら笑顔になれるか担任を含め、関係職員と話しました。その結果、『今は休まずに学校に来ること』を支援していこうと決めました。本人がやりたいことをして一日を過ごすようにしていましたが、ある時、笑顔になった瞬間がありました。それはMさんの飼い猫の話です。一匹ではなく数10引匹の飼っていると言うのです。私はどんな猫たちなのか知りたくて絵を描いて欲しいと頼みました。1匹すまつ特長が忠実に描かれており、絵がとてもじょうずなことを知りました。このことがきっかけになり、好きな絵を好きな時に描き、手芸をしました。そこにはいつも猫のデザインがされていました、

 そんなMさんが猫との関わりかかわりから自分を表現することや固まっていた心を開くことができ、今では「勉強がしたい」と支援教室で勉強を始めるまでになりました。

 保健室登校の子どもとかかわる時、こちらから一方的なアプローチではなく、子どもの隠れている要求を引き出し、その子が生き生きと生活できるように一緒に悩んだり、苦しんだりすることが大切だと学びました。



Posted by つむたい at 00:16│Comments(0)
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