2022年04月18日

『災害に対する心構え…減災の考え方 防災・そなえる考える〈新連載〉』

支部大会直前。事前準備が大詰めです。月曜日なのに雨が降っているかエアしんぶんの仕分けも大変。

今週の新婦人しんぶん☆勝手にピックアップ☆4月23日号

『災害に対する心構え…減災の考え方 防災・そなえる考える〈新連載〉』

 地球温暖化などの影響を受けて自然が狂暴化していることこと、過疎過密化などの影響を受けて社会が脆弱化していることから、災害の巨大化や激甚化さらには複合化が避けられない状況にあります。だからこそ、その巨大災害正面から向き合い、少しでも被害を軽減しようとする減災の取り組みが欠かせません。

 その減災は、大きな自然に対する小さな人間という、自然と人間の関係性の理解を基本にして、自然に対して傲慢に振る舞うのではなく謙虚に向き合って、少しでも被害を少なくしようと努力を積み重ねることが欠かせません。「対策の足し算」で「被害の引き算」をはかるという、総合的で持続的な取り組みが欠かせないのです。

 この対策の足し算では、時間の足し算、人間の足し算、手段の足し算などが求められます。時間の足し算では、予防、応急、復旧、復興、それぞれの段階ごとの対応に力をを入れる必要があります。とりわけ、被害を少なくするためには、事前の対応が極めて大切で、被害の温床となる社会のゆがみを取り除くこと、応急対応や復興対応に欠かせない態勢や資源を確保することが、求められます。

 人間の足し算では、自助に責任を押し付けるのではなく、共助や互助の可能性を広げるとともに、公助の果たすべき役割を求めていかなければなりません。NPOなども含めた多様な担い手が対等な対等な立場で連携することも欠かせません。

 手段の足し算では、ハードウェア(施設や装備)だけではなくソフトウェア(組織や情報)やヒューマンウェア(体力や意識)が欠かせません。防災教育や防災訓練などで命を大切にする意識やリスクを理解する認識を育み、一人ひとりの人権に配慮する心構えを養う必要があります。


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